Thanks, Classmethod Inc.
オハコンバンニチハ kiiiyoです。
自分がクラスメソッド株式会社という会社を通して関われた皆さんへ向けての感謝の気持ちをこめた記事になります。
そうです。この記事はいわゆる「退職エントリ」というやつです。
😁 ハジメニ
ワタクシゴトですがクラスメソッド株式会社・第18期を持ちまして退職いたしました。
2012年にJoinしてから約10年間、同僚の皆さん、お仕事ご一緒にさせていただいたクライアントの皆様、この場を借りまして感謝申し上げます。
🥴 フリカエリ
クラスメソッドで働いた年月を振り返ると大きく4つの時期がありました。
マーケティングチームの時期
クラスメソッドに入社時から数年間はコーポレートサイトの運用やDevelopsIOの開発・運用がメインの業務でした。
元々Webデザイナー・マークアップエンジニアなどのバックボーンがあったので比較的慣れ親しんだお仕事だったのですが、周りのメンバーのレベルの高さについていくのが必死でヒーヒー言っていました(笑)
開発部の時期
入社して2、3年後、津熊さんが率いる開発部に移動になり、そこの部署で初めて受託開発のSIer業務に従事しました。
Web業界に数年いたのですが似て非なるもので、要件定義、基本設計、詳細設計、製造、テストなどのプロセスを叩き込まれたことは血肉となって今の自分を支えてくれています。
プリサーの時期
スティーブ・ジョブズ先生がご存命でモバイルアプリ開発が盛んだった時期にモバイルアプリサービス部(CM通称:プリサー)と言われる部署に移動になり、そこでは主にUIデザイナーとしていろいろなアプリのUIデザイン、UXデザインを担当させてもらいました。
この時期にある企業様のモバイルアプリのUIデザインに担当することになり、開発時は企業様の本社に通いつめ担当者の方とディスカッションを蜜に繰り返し、ユーザー体験を重視し何度もリテイクを繰り返した結果、考案した画面数が1000画面を超え、妥協ない体験づくりをしていくなか、会社間をまたいだチームになってアプリ開発できたことは、すごく貴重な経験をさせてもらいました。
そしてリリース当時は携わったアプリがニュースやSNSで取り上げられるなか、町中の店舗でユーザーの方にアプリを使ってもらっている光景を見れたことは人生で一番達成感を得られた瞬間でした。
その光景は今でも鮮明に覚えています。
新規事業開発の時期
ここ最近の4、5年が新規事業開発の部隊でPdMやDesignEngineerとしてプロダクト開発に従事していました。
0からSaaSプロダクトを立ち上げる経験をいくつか経験させてもらって、プロダクト開発の魅力と大変さを味わえたことはとても貴重で経験をしました。
こう振り返るとものすごく濃密な10年を過ごさせてもらったなーと感慨深いです。
✨ 恩人ノカタガタ
恩人はクラスメソッド社の同僚の皆さんやお仕事をご一緒させてもらったクライアントの方々です。そして特に自分がお世話になった方について書かせてください。
野中 龍一さん
クラスメソッドに入るキッカケを作ってくれたのが野中君です。彼がいなかったら、クラスメソッドに入社することはなかったでしょう。(笑)
野中くんとの出会いは遡ること約12年前で当時デジタルハリウッドというスクールで友人を介して知り合ったのがきっかけでした。年齢が近かったこともありすぐに打ち解けて仲良くなったと記憶しています。
当時務めていた会社をやめてフリーランスで働こうと思っていた矢先に野中くんからタイミング良く誘ってもらって、クラスメソッド社に転がり込んだのが入社の経緯だったりします。
話は変わりますが彼の偉業は「DevelopersIO」というクラスメソッドを代表するメディアの創造神であることです。
自分も入社してすぐ「DevelopersIO」の開発・メンテに従事させてもらって楽しい日々を送らせてもらいました。
日本のエンジニアの方であれば少しはご利用いただけたかと思います。
彼の獅子奮迅の活躍があったからこそ今のDevelopersIOがあると言えるでしょう。
(社内のみんなで頑張って育んだコンテンツなのはわかってるけど彼の偉業を称えたくてこんな書き方をしてます。堪忍してね🙏 )
堀 哲也さん
クラスメソッドでUI Designerとして働いていた時期に、尊敬とロールモデルにしていた人です。
彼は元YahooJapanさんのUI Designerとして活躍されていました。そして突然の病に倒れてしまい、先に天国に向かわれました。
彼との付き合いは長く専門学校の同級生で自分が18歳で、彼が22歳の頃に出会ったので、かれこれ約19年来の友人でもあり師匠でもあります。
彼からはDesignerとしての心構えを叩き込まれました。
教えてもらったことで印象的なことが以下のふたつです。
「木を見て森を見ず」「神は細部に宿る」
一見して相反する言葉なのですが自分がDesignをする際に常に頭の片隅に置いておく言葉で大切にしています。
プリサー四天王
先程ご紹介したモバイルアプリサービス部(通称:プリサー)という部門のマネージャー&リーダーに4名の重鎮な方々です。
当時のプリサーは20代中盤から30代中盤のメンバーが中心の組織で比較的若いメンバーが多く在籍していて、社内では「部室」とよく揶揄されるくらい年齢は大人だけど心は子供な連中で開発業務に従事していました。
まーいろいろありすぎて、楽しすぎて、この時期が自分のクラスメソッドの「アオハル」でした。
そんな悪ガキ達と一緒になってプロジェクトの先導をしてくれたカッチョイイ兄貴達です。あざました!
Rising Core Member
クラスメソッドでは新規事業を開発するチームがいくつかあり、その一つにコードネーム「Rising」というマルチテントのSaaS型プロダクト開発チームでお仕事していました。そのプロダクトの方向性を一緒に定義する中心メンバーだったのが以下の方々。
新規事業という未知なる領域を一緒に支えながら突き進んだ戦友です。
自分のIT業界歴で、ここまで全身全霊をもって仕事にのめり込めたことはありませんでした。それだけ新規事業という領域はどれだけジブンゴトととして本気になって取り組まないと成功できないか身をもって感じました。
本気でやっても報われないことが往々にしてある残酷な領域です、そして成功してやりたいと思う魅力のある分野でもあります。
その魅力に取り憑かれるとやみつきになってしまい今にいたります(笑)
横田 聡さん
最後はやはりこの方、皆さんご存知の我らが BIG BOSS 横田さんです。AWSコミュニティヒーローに選出されるなどクラスメソッド社員なら憧れるお人でございます。が自分がクラスメソッド初期の頃は結構苦手なお方でした(笑)
8、9年前は今みたいにAWS事業を筆頭に事業が軌道にのっている時期ではなくなんとか黒字を保てている時期(赤字のときもあったかも)だったと思います。
余裕なんかまったくない時期に社長業しながらPM業もされている時に、お仕事一緒にさせてもらいこっ酷くやられたのがいい思い出です(横田さんと仕事したことある自慢でもありますw)
今振り返ると当時の横田さんは30中盤で今の自分の年齢よりも下にも関わらず、社長業しながら歯を食いしばりながら会社経営して、今につなげてるいるところ尊敬しかありません。マジですごい人で自分の憧れです。
あとすごい人なんですが中身は技術大好き少年で、いろいろな人と話すのが好きなフランクな方だと自分は思ってます。
社員の皆さんは四半期報告会の懇親会とかで見つけたら、ここぞとばかりにとっ捕まえて話しまくってあげてください。
すごく喜んでくれると思います。
🥺 ナンデヤメルノ?
ご期待に添えなる回答でなくて申し訳ないのですが(笑)
理由は単純で「10年お勤めした」からです。
このIT業界で10年間同じ企業でお仕事することは結構めずらしいことだと思っています。
転職のサイクルは人それぞれだと思いますが、2、3年で転職するのは珍しくないと思います。(認識が間違っていたらゴメンナサイ)
まぁ〜正直な話し居心地が良すぎで長居してしまいました😄
そして10年目という良い区切りが訪れたので重い腰をあげて、新しい戦場にチャレンジして行こうと思ったのが理由です。
🚀 コレカラ Do スルノ?
直近は「個人事業主」としてお仕事をしていきます!
「BRIDGES PRODUCTIONS(ブリッジズ プロダクション)」という屋号を看板に掲げさせてもらい「OPERATION BRIDGES」をキーワードのもと
「ヒト」と「ヒト」「ヒト」と「モノゴト」の「架け橋」になれるオシゴトをしていく所存です。
ドウゾゴヒイキニ 👍
とは言いつつ直近は業務委託としてIT企業さんに参画をさせていただくことになっています。そして中長期的に自分のリソースを以下の領域にさいていければなと思ってます。
Education Tech
Web3、NFT、メタバース
そしてクラスメソッドのOBとして「😎 Classmethod Mafia 😎」と呼ばれるよう精進していきます!
🎁 オクルコトバ
ハジメマシテ&オヒサシブリなクラスメソッド社員の皆さんへ
10年間お勤めさせてもらった自分から贈ることばになります。クラスメソッドでお仕事する上で自分に言い聞かせてきた言葉です。誰かの糧になれば幸いです。
「ねだるな、勝ち取れ、さすれば与えられん。」
by アドロック・サーストン
クラスメソッドではチャンスはいくらでもありますが、自ら主体性をもって手をあげないとチャンスはいくらあっても自分のもとには訪れません。
これは断言できます。失敗を恐れず、まずは自ら一歩を踏み出してみてください。
「我々の間にチームプレイなどという都合のよい言い訳は存在せん。あるとすればスタンドプレーから生じるチームワークだけだ。」
by 公安9課 課長 荒巻 大輔
この言葉がクラスメソッドでチーム開発を体現していると言葉だなーと自分は思っています。
受託開発、自社開発など問わないでアサインされたチームで自分は何ができて、何をすべきかを自身で判断して、どうコミットメントしていくかは結構任されていることが多くあるのではないでしょうか?
正直な話し指示待ちなスタンスでお仕事していると置いていかれます。
必死に思考して食らいついていってください。
参考:荒巻課長は電脳部下の夢を見るか――攻殻機動隊にみるHuman Resource Management
「戦って逃げる者は生きて再び戦える」
by ハーバート・サイモン
人生生きていれば、強大な社会の流れに邪魔をされて望んだ結果が得られないことや傷つくことがが必ず訪れるでしょう。
そんなことがあったら、凹んでいい、泣いてもいい、逃げてもいい、休んでもいい、適当にやりすごしてください。
時が過ぎて元気になったら、どう対応してみようか考えてみたり、立ち上がって歩きだしてみてください。今までとは違った景色が見えるはずです。
そして同じ境遇の仲間がいたら、声をかける、手を差し伸べてあげてください。
過去にボクが立ち上がれたのは、「イガちゃん、コムロさん、タカトシ君、ミサミサ」君たち仲間のおかげです。本当にありがとう。
皆さんの「心のノート」の端っこにでもメモしておいていただけたら幸いです。
🤩 ホシイモノリスト
さてさて、ここからが本題?です。退職エントリーにホシイモノリストを掲載すると心優しい方々から贈り物が届く文化?があるとのことで自分もあやかって見ようと思います(ウヒヒ)
🗣️ チョットPR
このエントリーを読んで頂いた方にちょっとだけご紹介させてほしいことがあります。
2022.06.01 からお世話になっているのが 「ファインディ」さんです。
「挑戦するエンジニアのプラットフォームをつくる。」このビジョンに心を撃ち抜かれました。次のチャレンジの場として迎えていただけること光栄ですし頑張っちゃいます👍
ファインディさんでは絶賛仲間を募集中とのことですよん🙌
もう1社、2022.07.01 からお世話になるのが 「between the arts」さんです。もともと個人的にアートやフィギュアのコレクターでもあって、ご縁があってお話をいただき Join させていただけることになりました。
between the artsさんでは絶賛仲間を募集中とのことですよん🙌
ちょっと違うPRなんですが僕が住んでいる茨城県つくば市に素敵なコアワーキングスペースがオープンされました。地域密着な感じがとても気に入っています。お近くにお住まいの方がいらしゃいましたら是非見学してみてください。もちろん僕も会員になっています。👍
Zennのご説明は不要ですよね?w 退職前にちょっとだけ関わる機会をいただいて定例MTGとか出させてもらってました。若手ホープと安定のベテラン勢がうまく融合した最高の開発チームです。是非、みんなで記事執筆してIT業界を盛り上げていきましょう!
皆さんご存知、僕の古巣のクラスメソッドさんです(笑)
絶賛仲間を募集中なので興味ある方はこちらから!
最後に
退職が決まってから、2022年6月に日本の各オフィスにいる戦友達にあえてとても感慨深いものがありました。
自分の人生の中でクラスメソッドでの10年間の成果としてはお仕事というより、戦友達との出会いだったなーと😁👍
(すでにインターネットに上がってる画像ですが、掲載許可とってないのでNGだったらDMください。取り下げます。これぞ謝罪ファーストw)
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