神のまにまにマニアック。
神。ゴッド。
日本で神がいるところといえば神宮。
三重県の。伊勢神宮だ。全国に何箇所かある「神宮」をその名に関する神社。私が住む北海道なら北海道神宮があるし、東京なら明治神宮。
鹿島神宮と香取神宮は、あれ。どこだっけ。
京都には平安神宮があるわけだが、平安神宮という名前を口にするともう、語彙力が崩壊するほどヤバい。
「平安」という響きから感じる、この雅さ。
やんごとなき平安である。ただでさえやんごとなき「平安」に「神宮」を掛け合わせるのだから、やっぱヤバそう。
戦闘力がエグそう。なんならこれは掛け算ではなく、累乗しちゃったらもっとヤバそう。
神宮の平安乗。マジで強そうだ。
…
もちろん北海道神宮には行ったことがある。ついでに明治神宮にも行ったことがある。先日、名古屋で熱田神宮にも行った。非常によかった(語彙力)。
神宮系以外で言うとそうだな。香川の金刀毘羅宮にも行った。福岡なら櫛田神社もよかった。
神社以外で言えば、京都の清水寺、西本願寺は言わずもがな、奈良の東大寺にも行ったし、岩手の中尊寺、そして長野の善光寺にも牛に引かれて行った。いや、引かれてない。
さらにトドメとばかりに島根県は出雲大社にも行った。
出雲大社は凄まじくて、古事記を少しかじっていると「こ、ここが舞台か……」という歴史プチマニア垂涎の感動が味わえる。
個人的には出雲大社は別格で、日本各地の神社では二礼二拍手一礼がデフォなのに、あそこだけ二礼四拍手一礼である。ここだけ柏手を4度ぶったたくのだ。
出雲は国譲り伝説の名残を感じる、
なんとも不思議な空間だった。
これもヤバいな。神々しいっつーの。
そういや、広島の宮島には行ったことがない。厳島神社だ。あそこもヤバいよなぁ。やっぱり名前がヤバい。
厳島だもん。
漢字2文字なのにひらがな5文字で読ませる厳島。これも戦闘力が高そうだ。それに加えて厳島神社はたたずまいがヤバい。鳥居が海にあるんだもん。
なんだろう、
ワクワクさせるのやめてもらっていいですか?
先日、愛知に行ったとき、地元の方々が口を揃えてそう教えてくれた。わかってるんだけど、現地の方から聞くと、もっとヤバみが増すというものだ。
ご存知のとおり、伊勢神宮には天照大神さんがいる。日本全国を明るく照らす、まさしくアマテラスがお伊勢にいるらしいじゃん。
行ったことないんだよ。ここには。
…
「神のまにまに」という言葉が出てくるのは、菅原道真が詠んだ歌の中のはずだが、このかわいい語感の「まにまに」が意味するところは「御心のままに」であるらしい。
いつか私も神のまにまに、お伊勢さんの神宮にたどり着くんだろう。
いつになるか楽しみだ。
ちなみに太宰府天満宮には行ったことがない。
道真のまにまに、いつか行けるだろう。きっとすぐだ。
まにまに。
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