胃液ってすごくないか?
この週末は焼肉をたべすぎて、ほとほとグロッキーだった。
カルビ、カルビ、カルビ、白米、カルビ、白米、お茶、カルビ。これだけ食べると満腹中枢の針が振り切れて、もうなにも食べたくないという気持ちになる。
さっきまでお皿いっぱいに並んだお肉は2時間後にはすべて消えて、私の胃袋の中におさまっている。
もうなにも食べたくない、お腹に何も入らない、という状況も6時間ちょっと経過するとあら不思議。ちょっとお腹が空いてくる。これはすごい。
3日間はなにも食べなくてもいいのではないか、と思っていても6時間後にはおなかが空く。胃液が活発に稼働している証拠だ。
胃液ってすごいな。溶かしてるってことじゃん。
ストレスが溜まりすぎると「胃に穴があく」らしい。胃潰瘍っていうのかな。よくわからないけど。胃はその胃液自身に溶かされないように、内側をコーティングしていると聞く。このコーティングがゆるむと、胃が溶かされてしまい、胃に穴があくのかな。ちょっとわかんない。
人間の身体って、すごいなぁと思う。食べたものが胃の中で溶かされて、必要な栄養分を吸収して、生命活動に必要なエネルギーに転化しているわけでしょ。必要のないものがうんことして排泄されるわけだ。
これはすごいなぁ。
しかも、私たちはこれを意識していない。勝手にやってくれている。AIみたい。自動プログラムされている。おかしい。これはおかしいことだ。
だって、たとえばゴミ廃棄場には人間が作った巨大な機械が稼働して、人間がプログラムをして、仕様を考えて、ゴミを燃やしているのだよね。機械には必ずそうなるようにプログラムしてくれた誰かがいるはずで、それを管理している存在が必要。
なのに。なのに。
人間は、ほかの動物も植物も。
それから天気も、天体の運動も。
これってたぶん、だれもコントロールしてない。
こんな複雑な機構なんだから、そうなるようにプログラムした存在がいてしかるべきなんだけど、そんな存在がいることを確認したことがない。
そう考えると、これらは全て神の所業だと考えた過去の人たちの考えも納得してしまうなぁ、と思ったり。
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