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虹にそっと背中を後押ししてもらう

眠りたりなくてふわふわ夢心地。
遊びいっぱいの音楽に踊り出す。
甘い時間にちいかわがちらり。
生きている毎日の話。
言い出す時間。待ち構える時間。


今日、遠くにうっすら浮かぶ虹を見た。

ずっと昔、若い頃、思いきった行動をして繋がりをつかんで、もう一歩進んでドアをノックするのを迷っていた時があった。ドアをノックしたいけど、どんな返事が返ってくるのか、ドアは開けてもらえるのかこわくて、ノックしたいのに躊躇していた。

そんな風に迷いながら車に乗っていた時に、目の前に浮かぶ虹を見た。その光景が、パチリとカメラのシャッターを切ったように切り取られて心の中に残っている。「あ、これは虹からのメッセージだ」と思って、虹が背中を押してくれるような気がして、迷っていたドアを思いきってノックした。

返事はちゃんと返ってきて、ドアを開けてもらい、部屋の中に入り、また部屋から出てくることにはなったけど、ドアをノックしてよかったと思った。

だから虹を見ると、背中をそっと後押ししてもらってる気がして、とてもうれしくなる。今日の虹は今にも消えそうにうっすらぼんやりとした虹だったけど、虹を目の前にした光景や、その時の気持ち、きっと忘れないだろうなと思う印象的なものだった。

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