守備の名手も筋肉の連動を使っている!?
今日の話はすごい地味なんだけど、スポーツのパフォーマンス向上、体の痛みの緩和を語る上でめちゃくちゃ重要な話。
ここ最近、軸足が大事だと記事で書いてきた。↓
10度のゴールデングラブ賞の守備の名手、宮本慎也の守備の考え方が非常にそれに似ている。当時、守備に問題があった巨人の坂本勇人選手をシーズンオフに指導したことがある。その時の様子がこちら。
そう、守備でボールを取るためには、軸足から入り、そこの踏み込みがあり、それにより「間」ができる。ピッチングやバッティングとまるで同じなわけ。
そもそも人間の体に野球に関する才能とか運動回路ってないんじゃないかな?
人間の体には、効率よく手足を動かすことのできる、スペシャルな動きがある。
これを使えば、効率的で、疲れにくく、高いパフォーマンスを発揮できる。
それがねじりを使った、筋肉の連鎖運動。
だって、人間って何万年も前に生まれたのに、野球なんてせいぜい100年ちょっと。
だから、野球のための運動回路が人間にあるなんて考えづらい。
古代の人間が外敵と戦うときに石を投げたり棒を振り回した。走って逃げた。
その時に取得したねじりの連鎖って動きをたまたま野球に使わせてもらっているだけ。
というか、これをバッティングでもピッチングでも守備でもランニングでもテニスでもいろんなことに応用しているのが現代の人間で。
そして、これを日常生活でも使うことができれば、肩こりや腰痛も改善するんじゃないか?
ということで、そんなねじりの連鎖を応用した治療に興味のある方はこちらまで。