【家庭・学び】やってはいけないことをどのようにしてやっていいことにするか
こんにちは。
きーちです。
やっていいことといけないことというのは、いつも隣りあわせです。
やっていいときもあればやってはいけないときがあることもあるし、ここまではやってよくてここからはやってはいけないこともある。
その線引きは往々にして大人が決めていることが多いと思います。
そして、その線引きは子どもにとっては理解できないことも多々あります。
我が家は吉田沙保里さんにあやかって、明治プロビオヨーグルト『R-1』を毎日飲んでいます。
現在キャンペーン中で、箱買いして応募すると抽選で1年分のプロビオヨーグルトギフト券が当たります。
毎日夫婦で飲んでいるので、これはありがたいと思い、レシートを集めて応募の準備をしていると、もうすぐ4歳の娘が一緒にやりたいとなりました。
封筒を準備して切手を貼り、郵便ポストに投函しました。
そして後日。
以前記事で書いたように、他のキャンペーン紙にはんこを押して遊んでいたものと、郵便ポストに投函したものが、彼女の中で繋がりました。
「(これは私がはんこを押しているのも一緒なのではないか)。」
「お父さん、はんこ押したこれに切手貼って送りたい。」
娘から話がありました。
普通に考えたらやらせられません。
応募シールを貼らずに家のはんこをペタペタ押してあるだけですから。
「これはね、出すことはできないね。受け取った会社のひとが困ってしまうからね。」
と話しましたが、当然納得しません。
そりゃそうですよね。
お父さんのR-1のキャンペーン紙には切手貼って出してよくて、自分のキャンペーン紙はだめなのか。娘にはその違いはわかりません。
それをしてどうなるかを想像してイメージできるほどの知識や経験がまだありません。
そこで妻といっしょに考えました。
彼女がやりたいのは切手を貼ってポストに入れることであるので、こんな提案をしてみました。
「自分の持ってる切手みたいなかっこいいシール貼って、家のポストに入れてみようか。」
娘はしばし考え、嬉しそうにうなずきました。
それがこちらです。
切手よりカッコよくていいじゃないですか。
娘も大満足です。
それを持って家のポストに行き、投函しました。
そしてそれ以降、毎日我が家のポストには娘が丹精込めてこしらえたキャンペーン紙が入っています。
娘は「届いた!」と喜び、また家のポストに投函します。
やってはいけないことが、多少形を変え、やってもいいことになりました。
頭ごなしにだめというのは簡単ですが、それは本人の心境や学びにとってはポジティブには決してはたらきません。
親としてそれを成立させるには、広い心と想像力が必要かと思います。
子どもが何をしたいかを見極め、それを満たす実現可能な手段を考え、暖かい心で見守る。
なかなか難しいことですが、この出来事を機にそんなことができるようにこれからもしていきたいと決意を新たにしました。
そして、当たってくれR-1!
今日はやってはいけないことをどのようにしてやっていいことにするかについて書きました。
それではまた。
きーち