【家庭】子どもの要望をすべて聞いたらイライラを感じなかった話
こんにちは。
きーちです。
もうすぐ4歳の娘は今年最後の保育園登園日も家で過ごしています。
先日の記事で書いたとおり、ここしばらくは毎日ストレスフルで、私はイライラしていました。
その原因は、自分の中にある『○○であるべき』と現実が異なるからであることです。
だから決めました。
自分の中にある『○○であるべき』を捨てて、娘がしたいことを可能な限りやって一日過ごすことに。
その日の前日に娘から要望をいただいていました。
ステンドグラスクッキーを作りたい
さつまいもと塩昆布の混ぜご飯を作りたい
明示された要望は以上の2つで、その他公園に行きたいだとか、買い物に行きたいだとか、youtubeでアンパンマンの動画が見たいだとか、テレビ見たいだとか、折り紙やりたいだとかはその都度出てくる可能性が高いので、それは出てきたタイミングで対応する心づもりをしていました。
まず最初にクッキーづくりをやり、youtubeでアンパンマンが出てるの動画を見て(その間に急いで昼食を作り)、昼食を食べて、録画したテレビを見て、夕食の材料を買い出しし、さつまいもと塩昆布の混ぜご飯を一緒に準備し、夕食完成間近となりました。
そこで事件が起こりました。
夕食の準備を終え、スマホでyoutubeを見ていた娘が突然泣き出しました。
「えっ、もう夜?公園行きたかったのに!」
よく考えたら、伏線はありました。
午後3時ごろに、娘に図書館に一緒に行ってほしいと頼んだところ、
「今日はね、公園に行く元気しか残っていないんだ。」
と返答があり、在宅ではたらいている妻に娘を見ていてもらうのは厳しいと思い、図書館に行くのを断念したというやり取りがありました。
娘は私と2人で公園に行きたいという思いがありました。
ただ、以前妻に息子を見ていてもらうようにいったところ、しごと中だからそれはできないといわれたことがありました。
なので、娘は妻が仕事を終わるまで待って、しごとが終わってから息子を妻に預け、私と2人で公園に行こうと考えていたのです。
もうご飯はほぼほぼできている。
時刻は午後6時過ぎ。
外は真っ暗。
娘は公園に行きたいと泣いている。
どうするか。
「ちょっと公園行ってくるね。」
妻にそういい、急いで公園に行く準備をして出発しました。
ブランコをして、鉄棒をして、滑り台をして、自転車で公園内を走り回りました。
娘はすごく楽しそうにしていました。
「そろそろ寒くなってきたし、父さんおなかすいてきたからかえって夜ごはん食べようよ。」
と私は言いました。
すると娘は言いました。
「えー、じゃああと何か一個だけ遊んだら帰ろうか。」
これまでは
「やだ、帰らない。もっと遊ぶ。」
と言っていた娘が、自分から帰ることについて言及したのです。
そして、家に帰り、夕食を食べました。
普段はほとんど食べないご飯を完食し、娘は満足気でした。
その後風呂に入って、シール遊びをやって、片付けして寝ました。
傍から見たら、これって振り回されていると思うかもしれませんが、この日私は全くストレスがありませんでした。
あらゆる『○○すべき』から解放されていたからです。
お菓子作りをやるなら自分でがんばって作るべき
今日はお昼ご飯は家で作るって決めてたから家で食べるべき
youtubeは時間を決めて見るべき
夕食の準備ができているときは夕食を食べるべき
暗くなったら公園に行くべきではない
もちろん、そうするのがいいかどうか議論になるものもあるかと思います。でも、私のストレスは、『○○すべき』ができないことに対してイライラしていました。
なので、『○○すべき』が無くなった時点で、どの行為もストレスを感じなくなったのです。
そして、娘は一日楽しそうに過ごしていました。
私のイライラがなかったから、娘もイライラもなかったのでしょう。
先日の記事のアイキャッチ画像。
これはシステム思考におけるループ図です。
先日は私のイライラが強くなればなるほど、娘のイライラは強くなりました。これは強化ループと呼びます。
これは逆になると、逆の強化ループになるのです。
つまり、私のイライラが減れば減るほど、娘のイライラは減るのです。
この日の成果がまさにそれでした。
もちろん、原因がそれだけではない可能性もありますが、子どものイライラは親のイライラが影響していると私は思います。
子どものイライラをなくすにはまず親のイライラを解消する。
親のイライラを解消するために親が『○○すべき』から解放される。
この二つは子どもが平穏に過ごすために必要なことなんだと経験から学びました。
ただ、それ以上に、娘がどんどん成長しているおかげなのかもしれませんけどね。
紆余曲折はありますが、娘は確実に成長しています。
家族みんなが無事に一日過ごせてよかった。
明日はまたイライラするかもしれないけれど、そんなときは今日のことを思い出して「まぁ、そんな日もあるか」と思って過ごしていきたいと思います。
今日は子どもの要望をすべて聞いたらストレスを感じなかった話について書きました。
それではまた。
きーち
妻・娘・息子と4人でディズニーランドに行く軍資金にします。 その折は、我が家レポートで報告いたします。 よろしくお願いいたします!