きいち
思うことや考えることをひっそりと。 短かったり長かったり、日記みたいなものも。
好きで書いたもの、ふと書いたもの。
過去のものから最近のものまで。 「載せたいものを載せたいときに」 詩・物語・コンセプト等添えるかもしれないです。
お久しぶりの投稿です。 仕事が忙しくてなかなか文章を考える時間… うーん、時間は比較的ある方なのだけれど 文章を構築する思考回路になっていなくて どうもnoteの投稿が出来ず今日… とは言いつつ、すこし余裕ができたので また更新して行けたらな、という所存です。 ドローイングは続けてます。
空から垂れる黒い絹 息をひそめる 一際大きく ばさり、と 響く音 ひそめていた息を深く吐く しぜんと身体に入り込む冷えた空気 わたしの肺に、視界に、せかいに 夜が広がっていく
ふと目覚めると消したはずのテレビが 狭い部屋を照らしていた。 薄型テレビが普及した今では珍しいブラウン管だ。 煌々と光るその箱からは、抑揚のない電子的な声で まるで意味の無い言葉が永遠と流れている。 「……ーーー父親も母親も、醜悪な悪代官に操られているのだ。 土の中の螻蛄(オケラ)や蛙(カエル)こそ、この世の何にも代え難い偉大な存在である。彼らに清き一票を。清き一票を。」 …何一つわからない。 だが、はて、おかしなことにその液晶から目が逸らせない。到底理解のできない言