変わってると言われることの代償
私はことあるごとに人から変わってると言われてきた。
行動の仕方とか、考える内容とか。発言とか。
最初に言われたのはいつだったか今ではもう思い出せないけれど、全く気にしていない時期があったのは確か。
でもいつからかそれが積み重なってきたことが影響してか、変わってると言われることを気にするようになりました。
なるべく普通でいようって。でも私に言わせれば、私の考えが普通でみんなが変わってるようなものなんですけどね。
しかし、引越しをすれど、時が経てど変わってるとは言われ続けるわけで、これはもしかしたら本当に変わっているのかもしれないと考えるようになったわけです。
この前、幼馴染にみんな私が変わってるって言うじゃん?と聞いてみたんです。そしたら当たり前かのようにうん。だって変わってるじゃん。と。
まぁなんと。幼馴染もそう思ってたんだと驚いたわけです。
そして私は聞きました。一体どこら辺がどう変わってるというの?と。するとその答えは曖昧なものでした。とにかく上手く言語化できないけれど、お前は変わってると。ほぉ。なるほど。そういうものなのか。
いまだに私の疑問は残ってます。一体どこら辺が変わってるのでしょう。
自分では当たり前だったことがとんでもないことのように人から言われるわけです。
私は様々な内容のことを考えて、自分の行動に自信を持ってきました。
だけど、君は変わってると言われ続けたこれまでは、まだ小学生、中学生だった私が悩むのには十分すぎるぐらい十分な内容だったわけです。
私が味わったあの世界は私が悩むのには十分なものでした。
今でも私は私をしっかりとは受け入れられてないんじゃないかと思ってしまいます。私が私を受け入れるとはなんだか変な文面だが、私は未だに時々悩んでしまうのです。
変わってる。
変わってる。
まるで呪いだ。
私は変わっていておかしいんじゃないかと考えるようになってしまう。
でも誰も私の代わりにはなってくれないし、この変わってる私が私なのだろう。
私は私を生きていく。
そう強く心に刻んで生き抜いていく強さが欲しい。