ADHDグレーゾーン間違いなし!!なエピソード③
今日は早起きできたし、出発までめっちゃ余裕あるな〜〜。ちょっとすごいかも。
余った時間で何しよう〜〜〜🎶
と思っていたはずが、
気づくとオンタイム、もしくは遅刻。なぜなのか。
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よーうかーいのーーせいなのね そうなのね!!
ウォッチ!今何・・・・
というのは冗談で。
ほんとにそうだったらいいのですが。いや、よくないか。
ADHDグレーゾーンの私は、時間の想定ややりくりが非常に苦手で、予定時間までに余裕を持って到着することがなかなかできません。時間が守れないのです。
美容院の予約時間
大学の授業開始時間
友人との待ち合わせ時間
電車の出発時間
これまで様々な時間に、かなーり頑張って5分前、頑張ってギリギリ、よくてオンタイム、数分〜10分程度の遅刻もあり、といった感じでした。
絶対ルーズだと思われてるよな、と凹みつつ
今度こそは繰り返さないぞ!余裕を持って出発!と意気込むのですが、またまたなぜかギリギリになってしまう。
この繰り返しで、、、。
さらに酷いのが、不注意からくる時間の勘違いです。
自分ではきちんと確認したつもりでも、時間を見間違えたor勘違いしたで、頭に入れていた時間が間違っていたという経験も多々あります。
その一つが、忘れもしない
大学の友人の結婚パーティー事件。
久々に友人たちに会えるワクワクでドレスまで新調。
そして、他県だったこともありパーティ前に夫と観光まで楽しんでいました。
そしていよいよ会場へ向かうことに。少し近づいてきた頃に、再度場所確認のため案内状を確認すると、
何と、開始時間が私が思っていた時間より1時間早いのです。
その瞬間、血の気が引く感覚に襲われます。
一応二度見、三度見してみるものの、ももちろん記載された時間には間違いなく。もう始まった頃です。遅刻確定です。
あぁ、呑気に観光していた数十分前の自分にデコピンしたい気持ちです。ちょうど友人からは大丈夫?という連絡が送られてきていたところでした。
こんなハレの日にまたやってしまった、という罪悪感と申し訳なさと、友人と夫への恥ずかしさでテンションは急降下。なんとか会場にはついて途中参加できたものの、私にとっては別の意味で忘れられない日となりました。
私の中では、本当に思い出したくない、思い出さないようにしていたほど落ち込んだエピソードです。しかし、この他にも大なり小なり時間にまつわる失敗談は沢山あります。
なぜ、みんなが当たり前のようにきちんと守っているものを自分はいつも守れないのか。散々悩み、気をつけようとしても、結局予定の直前になるとバタバタバタバタと時間に追われる自分になり、同じパターンを辿ってしまいます。
さすがに社会人となり、親となり
このままでは周りにとんでもない迷惑をかけてしまうという危機感が強まり、自分に合う遅刻癖改善策を模索するようになります。
本やこれまでの経験を通して私が効果を感じた対策は4つ。
①荷物は前日に用意しておく。
これはADHD関連の書籍では必ずと言ってもいいほど示されている方法かと思いますが、やはり重要です。
ADHDグレーゾーンの私は予定当日の出発前となると、もうとにかく時間がない!バッタバタです。
ごはん、着替え、メイク、その他の身支度だけで精一杯。これに荷物の準備が加わると、
「あのデニムどこいったけ??あれ、この前ここら辺で絶対見たのに〜〜!!靴は何合わせよう!?これって服装に合ってる!?」
という風にもうプチパニック状態。もれなく時間は押しまくります。そしてイライラ。
負のループすぎる。笑
自分は荷物の管理が下手だと言うことを自覚し、これに関しては自分を信じずに、前日準備が鉄則。
特に子育てをしていると、ないと困るもの・あった方が便利なものが非常に多いため、前日準備の大切さを改めて感じています。
予定当日に必要な荷物の心配をしなくてよいだけで、格段に時間と心の余裕が生まれるはずです。
②到着したい時間、出発時間、準備開始時間を算出し、ホワイトボードなどに書き出す。
こちらもよくある方法かと思いますが、視覚に訴えることがやはり効果的。さらに場面を想像し、到着しておきたい時間から移動時間などを逆算し、家を出る時間を決定します。
例えば、会社の同僚先輩との飲み会が7時からあったとします。
そしてこれを前日に必ずホワイトボードに書き、目に入る場所に置きます。書かずに頭の中に入れたつもりになっているとおそらく失敗します。
さらにこの時間管理に加えて、自分の身支度への所要時間を把握しておくと尚失敗が少なくなるかと思います。
一度何も予定がない日などに、時計やタイマーでかかる時間を測ってみてください。
朝食(子ども+自分)25分+メイク15分+ヘアセット10分+着替え(子ども+自分)10分+歯磨き5分=65分
といった風に普段の身支度時間をだいたいで把握しておき、それに合わせて準備開始時間や起床時間も決めていくのです。
イメージはこんな感じ。
面倒ですが、これまでの経験上これくらいしてやっと自分の中で時間のやりくりが上手くいくように感じています。
③スケジュール管理アプリを活用
これは先述した、時間の勘違いを防ぐために効果的。具体的にいうと、私は家族とも予定を共有したいためTime Tree(タイムツリー)というアプリを使用しています。
ポイントは、
アプリを活用するメリットですが、
一度自分で入力することで頭に残りやすくなり、
なんとなくで覚えての勘違いが格段に少なくなる
ということがあると思います。
④遅刻した時のことを想像する
これはメンタル的な対策ですが、きっと時間にまつわる大きな失敗がある人には少なからず効果があるのではないでしょうか。
例を挙げると、
遅れられない!というプレッシャーを少し自分にかけておくことで、その他の方法との相乗効果が生まれるのではないかと考えます。
それなりの労力と時間を要するかもしれまれんが、同じように遅刻癖に悩んでいる人はよろしければ一度お試しください。
失敗や後悔も多いけれど、まだまだ伸び代がある!
という気持ちで私も自分をアップデートしていきたいと思います。