5年前の私に伝えたいこと。諸行無常。
こんにちは。子育てコーチング~ありのまま~の機法院です。
ご訪問いただき、ご縁に感謝いたします。
今回は『ねば』に縛られていた5年前の私に伝えたいこと、あの頃とは考え方が大きく変化したお話をします。
長男を産んだとき、私の子育てアドバイザーは母でした。というよりは、頼んでなくても、子育てとはという話をよくされました。真面目な私は、母の子育て観が正しいと思い込んでいました。自分がしたい子育てではなく、目的も方法も全く違うということに気づきもしませんでした。自分はハワイに行きたいのに、間違った地図を渡されて、「ニューヨークへ行け」と言われていたようなものです。今では目的地も方法も学び、目的地も明確になり、自分にとって正しい地図を手に入れました。
5年前の私は今から思うと母にとっての理想の母親でした。
・子ども第一で1秒たりとも子どもから離れない
・子どものために自己犠牲は当たり前
・離乳食は栄養バランスを考えて手作り
・生活リズムは崩してはいけない
などなど。
子どものためだけに生きている日々を過ごしていました。
子育てってこんなにしんどいんだ。
子育てってこんなに大変なんだ。
子育てってこんなに孤独なんだ…。
自分を失いかけた時、高熱で倒れました。
当時、主人はそこまで育児に協力的ではなかったので、40度近い熱で、抱っこ紐に長男を入れて、マンションの隣の内科に駆け込みました。先生から休むように言われても、近くに身内がいないので、家事育児を頼る人はいません。見るにみかねた先生が「赤ちゃんを預かってあげるから、1時間点滴するね。ゆっくり寝なさい。」と言ってくれたのです。そして、横にいた看護師さんから「一人で頑張ってきたのね。辛かったね。自分を大切にしないと、お母さんが倒れたら赤ちゃんも辛くなっちゃうよ。」と言われた時、涙が溢れ出ました。声に出して泣きました。泣きながら眠りにつきました。久々に一人で寝ました。
この日を境に、私は、今のままではダメだと子育てについて勉強することを決めました。
それからは、コーチングの勉強をしたり、自分との向き合い方を学び、今に至ります。
5年前とは大きく変わったこと。
それは『自分を大切にする』ということ。
お母さんだからって、自分のやりたいことを我慢しなければいけないなんておかしい!
お母さんだからって、子どものことだけを考えて生きていくなんておかしい!
なによりも、子どもは『お母さんの笑顔が大好き』なんです!
今の私は自分のやりたいことを精一杯やって、家族の時間も大切にして、毎日楽しんでいます!もちろん辛い日もありますが、家族が支えてくれます。主人も今では子育てに積極的に参加してくれて、夫婦で子育てを楽しんでいます。私の『ねば』が無くなったから、参加しやすくなったんだと思います。
拘ることってとっても大切だし、良いことだけど、拘り過ぎると辛くなる。自分で自分の首を絞めている。高熱で倒れて、やっと気付くことができました。
私は倒れてしまったけど、私みたいにしんどい思いで子育てしないで欲しい。子育てって本当に楽しいんだよ!って多くの方々に伝えていきたいです。
子育てで自分の価値観は変わります。
変わらないものなんてない。
世の中は諸行無常ですね。
ここまで読んでいただきありがとうございます。
一緒に子育てを楽しみましょう!
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