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経営者と従業員のメンタルの違い



経営者は夢を描き、理念を語り、目標を設定します。

経営者は、「利益」を出す事が、社員を守りお客様に貢献できるものと信じています。
 
でも...時々、
 
「何のために経営しているのか」と悩まれて相談されることがあります。
 
それは、従業員との考えの違いに気づいた時。
 
 
「いったい、あいつは何を考えているんだ!」と頭の中で色々思考を巡らせながら、どう言えば、従業員は理解してくれるだろうと悩みます。
 


経営者は
・「今日の利益」を考えます。
・経営のための「目標設定」や「社会的責任」を重んじながら社員に対する指針や姿勢を考え顧客満足を追及していく。

 


従業員は
・職場の人間関係
・社長の顔色
・休日の予定
・請求書の支払い
・今晩のおかず
・家族のことや子供のこと
・プロ野球やサッカーの結果
・アフター5のこと

 
 
 
これが経営者と従業員の思考の違いです。
 
 
経営者のメンタルは、簡単に思考の切り替えができたり、誰かに相談出来ればいいのですが経営者は比較的孤独な人が多いです。
 
ストレスを2~3日も抱え込み、結局答えが見つからないこともあるでしょう。
 
経営者に問いかけることは、設立当時の想いです。
 
思いを語っていただきながら、今、その想いがきちんと従業員に伝わっているか確認します。
 
さらには、経営者として自分に何が欠けているかを考えてもらいます。
 「どんな会社をつくりたいのか」
「どんな人生を歩きたいのか」
「それができたら何を伝えたいのか」
「社会貢献のビジョン」

 
最後は、

経営者とは、「人を動かし、人を導くカギとなる」ということに
気づいていただきます。
 
つまり、自分の想いを伝えるために何度も何度も、理念や指針、計画を
従業員に言い続け、思いを一つにすることが、経営の第一歩です。
 
 
経営者は、強いリーダーシップを持ち合わせることが求められます。
 
経営は身体の機能と同じです。
それぞれの臓器(従業員)にも役割があるように、脳がコントロールできなければ間違った判断で仕事をすることになります。
 
経営者も従業員に正しい指令を伝えなければなりません。
 役割を認識させ、理念や指針、目標設定を共有していきましょう。