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レシピコラム〜トマトの冷製カッペリーニ

フルーツトマトの冷製カッペリーニ バジル風味
そうめん仕立て

春 四節気 春分(しゅんぶん)の献立より

ボウ・デパールでは、コースの後半に締めのお食事として米料理をお出ししています。
ですが、今回はちょっと趣向を変えて麺で締めます。

トマトがとても美味しい時期です。
トマトは青いヘタの部分を取り、残りを大きくザク切りにします。
皮も種も全てミキサーにかけて、なめらかなピューレにします。
ザルにリードペーパーを敷きトマトのピューレを流し一晩おきます。
翌朝、透明で綺麗なジュースがタップリと下に落ちてます。
とてもピュアな味わいのジュースです。

これにゼラチンを加えて柔らかいトマトゼリーにします。
フルーツトマトは小さな角切りにしてバジルの千切りを散らします。

カッペリーニの先を紐で縛ってばらけない様にして茹でます。氷水に落として水分を取って縛っていた部分を切り落とします。

器に綺麗に盛り付けてバジルのスプラウトを散らします。
トマトゼリーにはトマトの種のゼリー状の部分をのせます。
あとはまるでそうめんを食べるかのごとく箸を使ってどうぞ、ズズズッっていってください。

イタリア料理とは一味違う、冷製トマトのカッペリーニの出来上がり。

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蜂須賀 喜八郎
みなさまのサポートで、「喜八郎の料理本」出版ができるようになるのが夢です。よろしければ、ぽちっとサポートお願いします!