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ジョージアワインとジョージア料理
ジョージアワインとジョージアの料理です。
前回の続きです。
この時でジョージア渡航は三回目になるかな。最初の印象と短期間でだいぶ変わったと感じました。
最初の印象はジョージアの人々は驚く程に親切だったのだが、その後、激増する外国人に対して拒否反応を抱く人は多くなったと感じる。アジア人に対しての嫌悪感を抱く人も多く居るだろう。特にコロナ後は。
もちろん、親切なジョージア人も多く、日本の文化、アニメや漫画、に関して好きな若者も凄く多い。
郵便局の若いジョージア人女性(すごく可愛かった)と攻殻機動隊の話で盛り上がるほどでした。
そんな事は置いておいて、今回はジョージアワインとジョージア料理です。
前回も書きましたが、僕は食の専門家ではないので、詳しい情報は専門家のサイトで見てくれると助かります。ここではあくまで個人的な体験談です。
ジョージアのワイン
日本でも一部で話題のジョージアワイン。
以前はジョージアの国名すら知らなかった日本の友人達も、「この前、ジョージアワインを買ったよ」と言われたので、知らぬ間に日本でも知名度が上がっているのを感じる。僕もジョージア滞在中は、ほぼ毎日、飲んでました、ジョージアワイン。
アンバーワインという琥珀色のワインが美味しいです。
クヴェヴリ製法と呼ばれる、素焼きの壺を土中に埋めて熟成させるワインの作り方が有名らしいです。
ジョージア(旧グルジア)のワインについては下記サイトで。
英語版の説明だともっと詳しく記載があります。
ジョージアの首都トビリシのワインバーに行くと色々選べるのだが、知識がないのでどれが良いのか分からず、片っ端から飲みました。
もちろん、一杯の値段は安い。
最高級のレストランでもグラス一杯20ラリ(約900円)位で、驚くべき高いレベルのワインが出てきます。
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ジョージアのワイン専門店。
トビリシの中心部にたくさんある。試飲もできる。
一見、高級そうだが、概して日本人的感覚で言うと、めっちゃ安い。
なんなら、トビリシ市内のそこら辺のスーパーで売ってるワインより安く質が良い。同行したトルコ人の友達もその安さに驚いていた。
ジョージアワインの名産地シグナギでのワイナリー訪問も下記ブログで書きました。
→シグナギのジョージア・ワインのワイナリーへ
トビリシのワイン・フェスティバル
ちょうどワイン・フェスティバルが開催されると聞き、行ってみました。ジョージア各地、特に有名産地カヘティ地方からのワイナリーが集結。
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大混雑。みんな、ワインが大好き。
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各ワイナリーやメーカーがブースを出していて、その数は30以上。いや、もっとかな。全部は飲みきれない。
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なんと、試飲は全部無料。入場料もなし。
天国か。
何杯飲んだか分かりません。
ジョージアワインにも色々個性があって、飲みやすいものからスモーキーで個性が強いもの、色も香りも本当に様々。伝統製法クヴェブリワインだって当たり前にある。流石に奥が深い。
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試飲で気に入ればボトルでの購入も可能。日本なら凄く高いだろう。
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ジョージアで白ワインを頼むと琥珀色のアンバーワインが出てくる事も多い。もちろん、ジョージア料理はワインによく合う。
日本人の口に合うと言われているジョージア料理。
ほぼ毎日外食でジョージア料理とワインを飲んでいたが、写真を撮らなかった。
トビリシの高級レストラン
ジョージアの首都トビリシで、最高級のレストランに行ってみました。
予約が英語で通じるので助かります。
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洒落ている。サービスも良き。
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ヒンカリです。流石に小洒落てるアレンジをされている。
大きさも小振りだ。味は美味しいが、正直に言うと普通であった。
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サラダ、チーズ前菜、ヒンカリ、ワイン2杯で、約6500円位だったかしら。
日本に比べると安いが、ワイン以外は普通であった。
以前行ったシャビロミの方が美味しかった気がする。
色々なジョージア料理
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オジャクリ?だっけな。ポテトと豚肉のグリルですな。
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定番のハチャプリ。
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これもハチャプリ。
チーズが入っております。
どうやらハチャプリにも種類があるようで、中にチーズを入れるタイプのは別の名前があるみたいです。
同じ見た目で中身が豆バージョンのロビアニも美味しいです。
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ヒンカリと言えば、この感じだろう。
ジョージア版小籠包と喩えられるヒンカリ。かぶりつくと肉汁が溢れるます。中身がチーズだったりほうれん草のヒンカリもあります。
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これは美味しかった。
マッシュルームのクリームスープ。
生マッシュルームの風味と、僅かなスパイスを感じる優しい味。
ちょっとトマトが入ってるのかな。
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これも定番ジョージア料理。
オーストリ。
肉のシチューですな。
煮込まれた柔らかい牛肉にスパイスが効いていてワインに良く合う。
日本での普段は牛肉は食べない僕だが美味しいと感じる。
ジョージア料理のまとめ(個人的感想)
他にも色々食べたが、ジョージア料理は確かに美味しい。
日本人の口にも合う気がする。
しかし個人的な感想だが、どうやらジョージア料理を毎日食べると、少し飽きてくる気がする。
種類の数の問題か、一部の外食のみの経験だからか、個人的な趣向か、日本人だからか分からないが、最初のうちは「ジョージア料理、美味いやんけ」と感じるが、色々と毎食、何度も渡航して、食べていると何かが足りないと思えてくる。どのレストランに行っても大体似たメニューが並んでいるし。
その事をジョージアに2年間以上住む外国人の友人に話したら、
「そーなんだよ、俺も同じ意見を感じているよ」と話していた。
そもそも一般的なジョージア人にとって、外食は毎日する事ではないかもしれない。外食文化に関しては、旧共産圏だったという歴史的な背景もあるかもしれない。
とは言え、短期間滞在では分からない事も勿論、多いだろう。
外国人の僕が知れる範囲も限られている。
家庭料理など、ジョージア料理は他にも沢山あるのであろう。
外国に居るといつも思うが、食事に関しては、日本食の奥深さ多様さや技術など凄い高いレベルだと実感するのです。
【番外編・日常食やカフェ飯】
一般的なジョージア人が毎食何を食べているか気になる事もあり、地元民の家に泊まってみた。アエビーであったが、老夫婦が営むホームステイの様な感じでした。
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毎朝は小さなパンケーキと紅茶。
夕食は質素なパスタを食べておりました。
実際はこんな感じなのだろうね。
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因に、部屋はこんな感じ。
むちゃくちゃ広い。
トビリシの中心部で値段も安く、立地も見晴らしも良かった。
お婆ちゃんは英語は話せないが親切。
洗濯機が無いのが唯一の問題だが、
機会があればまた泊まりたいと思う。
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カフェ飯。
カフェはトビリシの若くお洒落な人達で賑わっている。
昼間にちゃんとしたジョージア料理を食べると言うより、
実はカフェやマクドナルドとかが一般的なのかもしれない。
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市場にて。
吊るされた色とりどりの細長いデザート?を取っている。名前を聞いたけど忘れてしまった。お土産物屋とか様々な場所でも見かけるのでジョージアの名物だと思う。ナッツとかが入っていました。
トルコにも同様なものがあるが、トルコ人の友人が言うにはトルコとは味が違ってトルコより美味しいと言う。買った友達に分けてもらって食べたら確かに美味しかった。
以上
ジョージアワインとジョージア料理でした。