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高単価案件を求めた結果|2年半でSEOディレクターに

起業して2年目、企業研修の講師とECバナー制作+ライティングで、売上の目途がついた私は、色々な別の仕事を試してみました。
別記事「コンサルタントになる!|時給1万円の高単価」でも、ご紹介していますコンサルタントをはじめ、Adobe Photoshopの講師、取材ライター、オウンドメディアのライターなど、単価が高い業務を受注できるように、クラウドソーシングを離れて、募集を見つけては応募を繰り返したのです。


高単価案件を求めクラウドソーシングを離脱

クラウドソーシングでは高単価の案件は、なかなか募集されていませんでした。そこで、起業直後に行ったように、コンサルタントのマッチングなど、専門的なサービスを提供している企業の委託スタッフ募集を探したのです。

実際にやってっみた4つの仕事

  1. コンサルタント

  2. Photoshop講師

  3. 取材ライター

  4. オウンドメディアのライター

1.コンサルタント|忘れた頃にやってくる

コンサルタントのマッチングサービスに複数登録した私でしたが、なかなか案件の受注には至りませんでした。
どちらかというと忘れた頃にやってくる程度です。
ただ、少ない受注でも単価は時給10,000円以上で大手との取引実績にもつながりますので、そのまま、成り行きに任せて定期的な経歴の更新だけを続けました。

2.Photoshop講師|時給2,000円で月10,000円

起業直後にも探した仕事でしたので、再度、Photoshopの講師募集を探しました。しかし、出来高制のPhotoshop個人レッスンの案件しか合格できなかったため、時給2,000円で1ヵ月5時間だけしか稼げない上に、3ヶ月も経たないうちに、担当できる受講生がいなくなり、辞めることになったのです。
受講生の数に対して講師が多すぎたのが原因でした。

3.取材ライター|15,000円/本の高単価

ライター募集にも複数応募しました。当時、クラウドソーシングのライティング案件は、1文字1円でも高値と言われていほど激安状態。
私は編集プロダクションのライター募集に絞って応募しました。10年以上前ですが取材案件で15,000円/本の高単価業務を受注できたのです。
今は受注していませんが、生成Aiが認知された2024年現在でも取材案件は高単価のままで値崩れしていません。

4.オウンドメディアのライター|1,500円/本

取材ライターだけではなく、オウンドメディアのライターも試してみました。テストライティングに合格しなくてはなりませんが、クラウドソーシングのライティング案件よりは高めで、1時間程度で書けることを前提にした記事作成が1,500円/本の相場だったのです。
私は早い段階で、オウンドメディアのライター業務は受けなくなりましたが、この仕事のお陰でSEOディレクターという仕事に出会えたことは、大きな成果でした。
取材ライターと異なり、生成Aiの登場で、2023年後半からは案件の募集内容・ライティングの手順・単価が大きく変化していますが、編集者兼SEOディレクターのお仕事は増加しています。

SEOディレクターになる!

オウンドメディアのライター業務をしていると、ライティングするコンテンツの構成案が送られてきます。SEOディレクターと編集者が考えた、タイトルに使用するキーワードや、本文に盛り込む共起語などが解説された企画書のようなものです。
この構成案を見て、私はSEO対策・Googleアップデートとアルゴリズムについて学習しました。
そして、進行管理の補助業務を経て編集者に昇格、さらに、SEOディレクターになったのです。

まとめ

今回は、高単価案件を求めてクラウドソーシングを離脱した、起業2年目に試した業務について綴りました。
別の機会に改めてご紹介しますが、起業して初めて窮地に陥ったとき、私を救ってくれたのが、最後にご紹介したSEOディレクターです。
このスキルを修得したことで、ECの案件にも役立ち、現在でも生かされています。
一見、スムーズにSEOディレクターになったかのように感じられるかもしれませんが、起業2年目も半場に差しかかった頃から学習し、実際にSEOディレクターになったのは起業4年目に入ってからでした。

何がきっかけになるかは誰にも予測できません。

しかし、何らかの実務を続けていることで新たな発見が得られることは確かです。
行動しながら常に学んで進化しなくては、フリーランスは継続できませんから……。

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