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3ヶ月の休職、復職して3ヶ月。

こんにちは。着ぐるみです。

3ヶ月の休職を経て復職してから3ヶ月。
休職少し前からここまでの生活と心の移ろいを振り返ってみようと思います。

休職少し前

人間関係で大きなストレスはありませんでした。むしろ良好でした。
ただし業務の精神的負担が大きく、勤務時間も長め、日勤・夜勤も不規則で短期の出張もありという環境でした。
昨年の秋頃から体調を崩し始めて寝つきも悪くなりましたが、数週間すると体調が戻る事が多かったのであまり気に留めていませんでした。

しかし、1ヶ月・2ヶ月と経っても体調は戻らず。
慢性的な体の怠さと眠気があり、次第に頭も回らなくなってくるのを感じました。
今年に入ってからは仕事の優先順位が分からなくなって気持ちばかり焦り頭が真っ白になり結局何も進まなかったり、文章を読んでいても単語は目に入ってくるものの何が書いてあるのか理解出来ないようになってきたりしました。
そんな状態では当然、業務にも支障が出たので上司に自分の状態を正直に話し、助けを求めました。
業務の負担を軽くしてもらえましたが、気持ちも頭も体調も戻らないどころかゆっくり蝕まれて行くようでした。
心の限界を感じていましたし、突発的に出社不可能になり混乱を招きたくなかったので、1ヶ月有給休暇で休ませてもらう事にして、抱えていた案件を少しずつ同僚に引き継ぎました。

休職1ヶ月目

最初の1ヶ月は有給休暇を使ってお休みしました。
自分では少し休めば回復し、また元の業務に戻れると思っていました。
ところが1週間、2週間と過ぎても良くなる気配はなく、夜も眠れなくて仕事のメールを見ると動悸もありました。毎日が薄暗い霧で満たされた洞窟を彷徨っているようでした。
このまま待っていても良くならないと感じたので心療内科を予約して受診する事にしました。

休職2ヶ月目

抑うつ状態と診断され休職の手続きをする事になりました。まずは睡眠薬だけ処方され様子を見ました。それでもまだ不眠や中途覚醒があったり気分は上向いて来なかったので抗うつ薬も処方されるようになりました。
それからは睡眠が安定してきて、気持ちも少しずつ安定してきました。
文章の意味を理解したり、集中力も少し戻った感覚がありました。とは言っても上司へ経過報告をするほんの数行のメールを打つのに2時間くらいかかっていました。
人事の担当者とやりとりするのがすごく負担でした。

休職3ヶ月目

睡眠も気分も安定してきて、本も読めるようになりました。
すると今度は情報を欲するように文章を読み漁り、抑うつについて勉強したり仕事についての勉強もするようになりました。
読むだけでは飽き足らず、noteも書き始めはじめました。書き始めると自分の偏った考えに気付く事も出来て、良い方向に向かっていると実感出来ました。
意欲が湧いてきたのも確かですが、経済的にも不安がありましたので復職を希望しました。
主治医からはまだ少し心配だと言われましたが、上司が理解のある人で復職後も負担の少ない業務を用意してもらっている事なども加味して復職を認めてもらえました。
産業医との面談も経て復職が決まりました。
ただ、人事とのやりとりは相変わらず負担でした。担当者が控えめに言って「クソ」でした。気持ちが安定してきたのでいくらか受け流せましたが少し前なら心が折れていたかも知れないと思ったのを憶えています。

復職1ヶ月目

復職当初から週5日フルタイムで働きました。
今思えばなかなかのチャレンジャーだなと思います。
でも業務内容は雑務がほとんどで、出社時間もアバウトで良いと言われていました。
休んでいた間のメールチェックや業務フローの再確認などをして1日を過ごしていました。
同僚達も温かく迎えてくれたので安心した部分もありましたが、順調でない事もたくさんありました。簡単な仕事も少しパニックになって出来なかったり、その一方で困っている時も表に出にくいので周りから「もう大丈夫そう」と思われて仕事を振られたり。自分でも大丈夫そうだと引き受けた仕事がやっぱり辛くて途中でSOSを出したりしました。
出来るだけタイムリーに上司に相談する事を心がけました。
1週間毎に振り返りをnoteに記しました。

復職2ヶ月目

業務内容や勤務体系の負担を考えて部署を異動する事になりました。異動先の部署は入社からしばらく所属していた古巣です。
自分の希望もありましたが古巣の上司からも「来て欲しい」と言ってくれました。
ただし心身とも万全とは程遠いので、その事を正直に伝えましたが、それでも「おいで」と言ってもらえたので異動する事になりました。
それぞれの部署の上司と役員とも面談しましたが全員が「無理せずに、負担にならない所で活躍してくれたら嬉しい」というスタンスでいてくれた事を感謝しています。

復職3ヶ月目

古巣には入社した頃からの同僚も多くいて馴染みやすかったです。上司も「ツライ時にはいつでも言ってくれ」と言ってくれました。
ただ組織としては問題が山積みでガタガタの状態でした。アルバイトスタッフの不満も爆発寸前。
そこに古参の私が戻って来たので私に期待する声も多かったです。そして私も『出来る事・やりたい事』を見つけた事で少し調子に乗りました。
気が付いたら今の自分のキャパぎりぎりに頑張り過ぎてしまって体が重かったりケアレスミスを連発したりして「やっぱりダメなのかな」と落ち込む時期がありました。
少しずつペースを調整する事でまた上向いて来ました。欲張らずに自分の健康と、やりがいや役割のバランスを図っています。
毎日がいっぱいいっぱいですが、趣味や仕事外の友人関係も作り始めています。

ひと月単位でざっくり振り返るとこんな感じです。紆余曲折もがいてますよ。

また数ヶ月したら振り返りしたいと思います。

読んで頂きありがとうございます。

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着ぐるみ
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