私が夫と結婚することになった理由
こんにちは、ぱんだごろごろです。
超個性的なFIRE夫を持つ、マイコさん。
そのご夫君の言動を、マイコさんの記事で読むたびに、興味がつのり、
コメント欄で、遠慮なく質問しているうちに、
とうとうマイコさんが、私の質問に、記事で答えてくださいました。
この記事を読んだ私は、FIRE夫のご両親様の教育方針に感心しつつ、
私自身の教育方針との違いにびっくり。
どちらかと言えば、ご主人様よりも、マイコさんの方に共感を覚えていた私は、
なぜ、マイコさんが、ご主人様と結婚することになったのか、
今度はそこに疑問を抱いたのでした。
もし、以前に、そういう内容で書かれた記事があれば、ぜひ読みたいので、教えて欲しい、という私の要請に、
そのような内容の過去記事は存在しません、とのマイコさんのお返事が。
そして、うれしいことに、
書いて下さる、と言うのです。
わーい😊。
と喜んだのもつかの間、
続けて書かれていたのは、
は?
何ですと?
・・・。
わかりました。
受けて立とうではありませんか。
でもね、つまんないんですよ。
私が夫と結婚することにした理由。
それは、夫が、私よりも背が高かったから、です。
その当時、私は、東京の私立大学附属高校の国語科の教員として、働いていました。
私立の高校と言えば、公立の学校と違って、先生方の異動がありません。
一度、その学校に入れば、ずっと同じ職場で、同じメンバーが同僚です。
つまり、出会いがないんですね。
隣の席のおじいちゃん先生と、おじさん先生にはさまれて、
生徒になめられたら、どうやり返すかを伝授してもらいながら、
一人前の教師になるべく、授業を繰り返す日々です。
一方、私の母は、生粋の名古屋っ子でした。
つまり、骨の髄から、見栄っ張りで、
娘に見栄えのいい結婚をさせることが、人生の目的の一つ、というタイプだったのです。
そんな母からしてみれば、私がいた職場は、お話にもならない場所でした。
そんなところにいても、いい結婚相手は見つからない。
だったら、どうすればいいか。
そこで母が思い付いたのが、私にお見合いをさせることでした。
母も名古屋の、中高一貫の私立女子校の出身です。
名古屋のお見合いネットワークへの足がかりはあったのです。
友だちを通じて、母の元へは、いかにも母好みのお見合い話が持ち込まれました。
名古屋の老舗メーカーの御曹司だとか、
名古屋の有名企業の跡取り息子だとか、
東大を出て、有名メーカーに勤めている人だの、
実家が病院を経営しているお医者さんだの、
母の好みにぴったりのお話ばかりでした。
ところが、私は、話を聞くだけで、
ついぞこのうちの誰とも会うことなく終わりました。
なぜなら、
彼らは、全員、
私より背が低かったからです。
何て申しますかね、
母は見栄えを気にしますでしょう。
男性が、見合いの相手に、自分よりも背の高い女性を選ぶはずがない、ということは、よくわかっていたのですね。
母は、泣く泣く、これらの豪勢な話をあきらめました。
それでいて、我が儘いっぱいに育っていますから、
自分の産んだ娘の、背が高いのが悪い、とは決して思いません。
母は、今度は、私のお見合い相手に求める条件を、
娘(私)よりも背が高いこと
に絞ったのです。
もちろん、お見合い話はぱったりと来なくなりました。
今でこそ、私は、少し背が縮んでいますが、
全盛期には、
全日本女子バレーボールチームの選手の平均身長くらいあったのです。
あ、昭和時代の話ですよ。
今は、女子選手でも180㎝は当たり前にありますからね。
そんなにはありません。
私は、もっと低いんです。
ついでに言いますとね、
全盛期には、私は、バスケットボールを片手で持つことができました。
今はとうてい無理ですね。
まあ、そんなこんなで、私は、仕事に忙しくてしており、
母は、東京にいながら、名古屋のお見合いネットワーク仲間と連絡を取り合っておりました。
そしてね、ある日、ついに、来たんですよ。
母の待っていたものが。
まあ、こんないきさつで、私は、夫とお見合いをして、結婚することになったのでした。
ちょっと長くなったので、続きはまた明日。
*タイトル画像は、初雪さんからお借りしました。
ありがとうございました。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。
スキ、コメント、フォローを頂けると、嬉しく思います。