【66億円ゲーム】⑥ミイコさんへの贈り物と、不思議な掛け軸
こんにちは、ぱんだごろごろです。
ミイコさんへのプレゼント
【66億円ゲーム】12日目は、ミイコさんにプレゼントを差し上げる日です。
ミイコ 2021年9月29日 22:39
めちゃくちゃ面白かったです😆
こんな楽しい妄想がみれるなんて💕
ワクワクでめまいがしてくるくらいです。
楽しすぎる~😍
私は一番上のブローチがお好みです♪
55万円😱
いつか余裕ができたら、お揃いをプレゼントしてほしいなー✨
ミイコさんは、ご親切にも、私の妄想話を、『楽しかった』と言ってくださいました。
そのお眼鏡にかなった、ご希望の品は、私とお揃いの桜のブローチです。
何といっても、ミイコさんは、この「66億円ゲーム」を教えてくださった恩人ですから、丁重にしなければ。
この右上のブローチですね。
▼桜のブローチ・・・550,000円
きれいに包んで、リボンを掛けて、カードも添えて、と。
ブローチだけでは、足りないかな?
何か良い物、ないかしら?
ティファニーブルーのお財布を見つけました。
さわやかな色が、ミイコさんに似合いそうです。
▼ティファニーのお財布・・・79,200円
ミイコさん、チョコレートはお好きでしょうか?
▼リンツのリンドール100個入り・・・10,800円
猫さん、ブローチとお財布と、こちらのチョコレートも、一緒に届けてくださいね。
『おっけー、にゃん』
ミイコさん、お待たせしました。
もうすぐ、届きますよ。
ミイコさんへのプレゼントが、550,000円と79,200円と10,800円とで、640,000円です。
今日は120万円使える日ですから、残りは、560,000円です。
残りで何を買うかは、決めていました。
それは、掛け軸です。
不思議な掛け軸
なぜ、掛け軸が欲しかったかと言うと、その中に入って行きたかったからです。
そうですよね、変なことを言っています。
実は、私の家には、床の間がありません。
設計の段階で、一階の和室に、床の間を造るか、代わりに収納スペースにするか、と訊かれて、特に床の間の必要はないだろう、と考えたのです。
私も夫も、骨董品の壷などは持っていませんし、
お花を生ける趣味もありません。
掛け軸も持っていないので、
床の間を作ったところで、何も飾る物や置く物がない、
と言う結果になるのは、目に見えていたのです。
だったら、収納スペースにして、日用品の置き場にした方がいいだろうと、実際にそうして、今までは至極満足していたのですが・・・。
先日、茅ヶ崎の夫の実家に行った時のことですが、
仏壇にお参りした後、何の気なしに床の間を眺めました。
そこには、いつもの山水画の掛け軸がかかっていました。
一般的な、よく目にするパターンの画です。
同じものではありませんが、こんな感じのものです。
上の方に山々があって、樹木の間を、曲がりくねって川が流れ、
中ごろに人家があり、手前には、下流の河岸の様子が描かれている・・・。
夏向けの作品になると、川が滝に変わったりもします。
それだけ涼しげに見えるからでしょう。
いつも目にしている掛け軸なのに、その日は妙に惹かれるものを感じました。
床の間の前にすわり、掛け軸の山水画を眺めているうちに、私の目は人家の前で止まりました。
人がいない。
山の中に家があるのに、人がいない。
これは、実に残念なことに思えました。
もし、この画の家の前に、誰か人がいたら、私は、その人と話ができるのに。
人がいないから。
残念だ。
誰か、家の前に、人がいる画を描いてくれないかしら。
山の中の一軒家に、住んでいる人の姿を、私にも見えるように描いて欲しい。
多分、その人は、仙人のようなおじいさんだろう。
その人と、話しをしてみたい。
私も、深山幽谷の、分け入る人のいない、山の中に行ってみたい。
山の中に入り込んで、そこに住んでいる御老体と話しがしてみたい。
その画の中に、
山の中に人家がある画の中に、
山の中の人家に、住人がいる山水画の中に、
入り込んで、そこにいる人と話しがしてみたい。
人さえいれば、
目に見えるところに、人さえいれば、
私は、その画の中に入り込み、その人と、話ができるだろう。
そういう、家の前に人のいる、山水画の掛け軸を、
私は、買いたいのです。
色々見てまわりましたが、これという画には、まだめぐりあっていません。
560,000円の内訳としては、
掛け軸の山水画を描いてくれる方に500,000円、
表装代として、60,000円を考えています。
もし、あなたが、不思議な山水画、
いえ、不思議でなくとも、人家とそこに住む人の姿を描くことができるのなら、
どうぞ、私のところまで、ご連絡をお願いいたします。
連絡役は、あの猫さんです。
『おっけー、にゃん』
あなたの前にも、この幸せの猫さんが現れますように。
見かけたときには、私へのご伝言をどうぞ。
今日も最後まで読んで下さって、ありがとうございました。