痩せすぎるとやつれて危険な中年期
今日は「や」の日。
写真は焼き肉弁当。梅田にあるお店です。
毎日あいうえお順に記事と写真を投稿しています。
写真は記事と関係ありません。
さて、今日のタイトル
痩せすぎるとやつれて危険な中年期
についてです。
あなたは痩せたいですか?
私は43歳の時にお酒をやめてから、どんどんと体重が減り、一年で10キロぐらい痩せた時期があります。
当時自転車通勤(ママチャリで片道5キロ)をしていたので、それが適度な運動にもなっていたのだと思うのですが、服がどんどんゆるくなっていき、面白いほどでした。
それまでは、産後太りがずっと続いているような感じで、おばさん体型まっしぐらだったので、お酒って太るもんなんだな。やめて良かった。と思っていました。
細いパンツも楽に入るので、自分では、痩せたイコールスタイルが良くなった。と思い、悦に入っていました。
ところが、久しぶりに会う人から、ひどく驚いた目で見られることがありました。
「大丈夫ですか?」
と聞かれることまで。
一年ぐらいかけて自然に痩せていったので、体調も良く、元気そのものだったのですが、久しぶりに会った人からは、急に痩せたように見えたようで、何かの病気だと思われていたようです。
そのため、ビックリした表情をされる前に、久しぶりに会う人には
「病気じゃないです。お酒をやめて痩せただけです。」
と、自分から言うようにしていました。
私は、若いときからずっと、痩せていることは美しい見た目のための必須項目だと思っていました。
テレビや雑誌に出ている人たちは、みんな痩せていることが当たり前で、ダイエットはいつでも世間の関心の高い話題です。
自分はテレビや雑誌に出るわけでもないのに、ずっと、そういう特殊な世界の人たちと同じように痩せていなければ美しくないのだと思い込んでいました。
しかし、実際に痩せてみると、きれいになったと言われることはなく、痩せたね。と戸惑いぎみに言われることの方が圧倒的に多かったです。
一番痩せている頃の体重は、中学生の時と同じでした。
しかし、筋肉量や、肌のハリが全く違うため、とても貧相に見えてしまっていたようです。
毎日体重計に乗るたびに、痩せていくと同時に体年齢が若返っていくことが楽しくて、食べる量を減らしすぎてしまっていたため、低血糖の症状が出ることもしばしばでした。
そんな自分の状態が、あまり良くないと気づいたのは、固い床の上に長時間座っているときに、お尻の肉が無さすぎて、お尻が痛くなってしまったり、写真に写った自分の顔が、ほうれい線や目の下のたるみの目立つ老け顔になってしまっていたのを見たときでした。
自転車通勤をしていた会社を辞めたのを機に、食べる量を増やして、少し肉をつけていくようにしました。
また、筋肉をつけるために、自宅で出来る筋トレも始めました。
体重計の数字よりも、見た目が太りすぎたり痩せすぎたりしていないかどうかを基準に、食べ方を考えるようになりました。
どんな自分に見られたいかのイメージと、実際の自分の身体のバランスをうまくとり続けていくことが、自分を好きでいるためには大切なことなのではないかと、極端な体型の変化を経て気づきました。
痩せていても、太っていても、中間ぐらいでも、自分が自分を好きでいられるならそれが一番だと思います。
今日はこのへんで。
ではまた明日。
いただいたサポートを何に使ったか詳細なレポートします。