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しない側の人間
こんにちは。
YouTubeの苦手なジャンルはダントツでゲーム配信の木賀ちお🐧です。
万一この文章を見てしまったゲーム配信系YouTuberさん、どうぞお気になさらず。特別にあなたに向かって言っているわけではありませんので。
最初に世の中に出現したゲームは、私が幼い頃に生まれたインベーダーゲームやパックマンだと思うのですが、子供の頃に持っていたのは、ゲーム機は喫茶店においてあって、若い大人が遊ぶものというイメージでした。
でなければ、ゲームセンターで遊ぶものです。いずれにせよ出入りを固く禁じられている場所でしたので、子供には関係ない世界です。
せいぜいコロコロコミックのなかで、ゲームセンターあらしがプレイしているのを読むぐらいが関の山でした。
ゲーム自体は知らなくても、宙に浮いた状態で歯でレバーを操るあらしの鬼気迫る姿は、大人になった今でも覚えているから不思議です。
そして、徐々に家庭のなかにゲームが入り込んできます。私の家にも。
最初にうちに来たのは、父が突然買ってきたオレンジ色のボディカラーのテレビゲームで、テニスだかピンポンだかわかりませんが、延々とボールを打ち合うラリーをするものでした。
初日の10分で飽きてしまい、私が覚えている限りでは、そのゲーム機は1日使っただけでそれ以降は家族の誰も、一度も電源を入れなかったと思います。
その次に来たのは、ゲームウォッチです。
ドンキーコングと、ミッキーマウスの2台があったのですが、これも一週間ぐらいは遊んだかな?という程度で、スゴくハマるということはありませんでした。
中学生の頃には、ファミコンが発売されました。
まわりはスーパーマリオに夢中な人だらけでしたが、私は部活でビシバシしごかれていたため、全く遊ぶ余裕がなく、ゲームをやってみようとすら思ったことがありませんでした。
高校生になるとスーパーファミコンがでて、仲の良い友達も遊んでいましたが、私はデートとバイトで忙しく、依然としてゲームを触ったことはありませんでした。
大学に入ってからも、社会人になってからも、外で遊んでばかりだったため、人がゲームをしているところを見る機会さえなかったのですが、夫と付き合うようになり、初めて身近にゲーマーが出現しました。
結婚後、初めてプレステを見ました。私のDVDプレイヤーが壊れた時、DVDを再生するのにとても活躍しましたが、私自身はゲーム機として使ったことはありません。
ゲーマー全員がそうなのかはわからないのですが、当時の夫はリビングではプレステ、寝室ではパソコンのゲーム、ディスプレイの端に常に何かしらのゲーム配信のニコニコ動画を流していて、一日中つけっぱなしという全く理解不能な状態でした。
私は大変美容に対する情熱が強いため、寝室で夜通しゲーム画面がつけっぱなしになっている状況にキレました。
「私の美容の邪魔をするなら実家に帰って欲しい。」
もともと私が借りていたマンションに、結婚を機に夫が引っ越してきた形だったため、厳かにそう言い渡すと、ようやく寝室でのゲームの光と音は多少控えるようになりました。
そして、家を買ってからは寝室も別々にしたため、ゲームに煩わされることはなくなりました。
夫は現在プレステではなく、Iphoneとipadを同時に操って何らかのゲームを、文字通り365日欠かすことなくご飯とお風呂と寝る時以外は、本当に一日中やっています。
それにしても、私はなぜゲームが苦手なのか、考えてみたところ、もともと人と会ってしゃべったり遊んだりするのが一番楽しいと思うタイプであるのと、一人で画面に向かって遊んでいる自分に気づくと、虚しくなるためです。
更にいうと、この文章を打ち込むだけで強烈な眠気に襲われています。
多分脳のなかに、ゲームに関する受容体がないのでしょう。
そういうわけで、推しが配信しているゲーム実況であっても全く見ようと思えないのでした。
オチは特にありませんが、今日はこの辺で。
また明日。
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