10人10色の人生観・仕事観

知り合いが転職をして【仕事とは〜だ】【コミュニケーションにおいて〜が最も大切だ】的な結構強烈な持論Tweetをつらつらと発していた。

内容はポエムっぽくて、同時に「仕事がよっぽど楽しいんだろうなあ」という、若干皮肉めいた嫉妬のような感情がわたしにはあったんだと思う。


内容が「THE仕事人」みたいな横文字たくさんのガンガン攻めたもので
少々違和感を感じたもののこれはこれで本人の考え方・意見は自由だと感じた。

ただ一つ、「こうできない人は考え直したほうがいい」といった訴求があって私は引っ掛かりが解けなかった。



それは誰の判断か。



例えば営業職と一つとっても(事務でも企画マーケでもなんでもいい)、それを仕事として仕える人の大前提に、人生という唯一無二の道があって個性や強みが異なって存在する。
それに加えて経験という学習から行動・思考の傾向が形成付いて人生観が生まれる。
そんな幅広すぎるバックグランドを背負った人たちが仕事内容でひとくくりにされて一定基準を勝手に設けられ「あたりまえ」に入るか入らないかでジャッジを受けるのは変だなという気持ちを味わった。


次元が大袈裟かもしれないが、仕事マシーンではない。

働くための機械として製造されたわけではなく、生きながら働いているはず。


仕事観も多様でいいと思う。
というか人間らしく個人的に好き。

もちろん働くことで活力を感じる人もいると思う。同じように趣味のために頑張る人がいて、家でゆっくりしたから早く帰れる仕事を選ぶ人がいて、効率がいいから得意なことを活かす人がいて大いに良いと思う。


とはいっても本当にやりたいこととか探しても全然なくて、でもなあなあに過ごしている自分はこれでいいのかと葛藤して…という悩みは結構見受けられる。

そんなに深く考えないで構えないで自問自答してみてほしい。
今、「◯◯をしている時間が楽しい、好き」などと思えることがありますか?ゲームでも、友達とのおしゃべりでもなんでもいい。

その感覚はとても人間らしくて貴重なことをしていると自覚したほうがいいと思います。それこそが、理性で用意したものではなく直感という人間の最も優れた能力で判断した人生観です。





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