見出し画像

たくさん遊んだのに寝ない!?その裏にある、本当の理由とは・・・?

今回の記事は、「日中にたくさん遊んだのに、夜中になかなか寝てくれない。寝てもすぐ起きて泣いてしまう。」という悩みに直面したママ・パパにぜひ読んでほしい内容です。

我が息子(1歳5カ月)も、先週土曜日にたくさん遊んだのに、その夜は何度も起き、我々夫婦の睡眠時間が大幅に削られたところでございます。。。😵(普段は夜泣きしない子です)

「たっぷり遊んで息子の体力を消耗させたはずなのに、何故ぐっすりと寝なかったのか?」疑問に思ったので、保育士さんに質問してみました。

先に結論を述べますが、疲れすぎた子供は、逆に眠くなりにくいようです!

以下、「なぜ、疲れすぎた子供は、眠くなくなるのか」の説明と、子供を寝かせるときの2つのポイントを解説します。

ぜひ参考になさってみてください。


疲れ過ぎると、ストレスホルモンが過多になる

ご存じの通り、人間にはホルモンがあり、ストレスホルモンは「コルチゾール」と言われます。

疲れやストレスを感じるとコルチゾールが分泌されます。

なので、疲れ果てると、コルチゾールが過剰に分泌されている状態です。そして、コルチゾールが過多になると、逆に興奮状態になるということがわかっています。

確かに日中でも、「あんなに遊んだのに、なんでこの子まだ飛び跳ねているんだろう?」と思うことありますよね。それは、上記のメカニズムが働いている可能性があります。

このように、子供が眠りづらくなっている一因として、【疲れ果てる】⇒【コルチゾールの過剰分泌】⇒【逆に興奮して、眠れなくなる】という流れになっている可能性があります。

なので、子供に夜しっかり寝ついてほしいときは、子供の限界値を見定めて、コルチゾールが過剰に分泌されない程度のレベルで、遊びを中断してあげる必要があります。


寝かしつけポイント①:ルーチン化

ここからは、子供をすんなり寝かしつけるときのコツをご紹介します。

1つ目のコツとして、子供がベッドに入るまでの流れを『ルーチン化』することをオススメします。

ルーチンとは、「決まった手順」「お決まりの所作」「日課」などの、決まりきった一連の動作や流れを指します。

(イチロー選手が打席に入る前に行う一連の動作がルーチンの代表例ですね。)

このルーチンを、子供の寝かしつけに応用することができます。

例えば、我が家では「お風呂に入る → 全身に保湿クリームを塗る → おむつと肌着を着せる → パジャマを着せる → 歯磨きをする → スリーパーを着せる」の流れを30分ほどかけて行っています。

毎日寝る前に、必ずこの流れを行っているので、息子の中では「この一連の流れ(ルーチン)に入ったから、もう寝るんだ。」という認識が習慣化されてます。

なので、今ではスリーパーを着せると、もう眠そうな顔をします🥱


寝かしつけポイント②:子供の疲労タイプを見極める

もう一つ、子供の寝かしつけに関して重要なことは、子供によって、『体を使うと寝る子』と『頭を使うと寝る子』というタイプの違いが存在するということです。

『体を使うと寝る子』は当然、運動や遊びをたくさんして寝ればよいですが、
『頭を使うと寝る子』は、いくら外で運動しても眠くならないことがあります。

『頭を使うと寝る子』の場合は、外で遊ぶことを一生懸命やるよりも、年齢に合わせて、クイズを出してあげたり、パズルや塗り絵をやったりと、子供が頭を使う遊びをすると、疲れて寝てくれることがあります。

なので、「うちの子、日中にめっちゃ遊んでいるのに、全然寝ないんですけど!」と思っているママ・パパは、一度子供が寝る前に”頭を使う遊び”を試してみてはいかがでしょうか。

ひょっとすると、お子さんは『頭を使うと寝る子』かもしれません。


まとめ

以上が、「たくさん遊んだのに子供が寝ない!?」という状態の裏に潜んでいるかもしれない理由と寝かしつけのコツ2選でした。

ぜひ今後は、ご自身のお子様が『体を使うと寝る子』と『頭を使うと寝る子』のどちらかを見極めた上で、遊びは適度な疲労感に抑え、寝る前の流れをルーチン化してみてください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?