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【癌日記106日目】文化祭に絶対行きたい‼ 抗がん剤あわせはちょっと難しい/ママががんになったとき/卵巣癌・子宮体癌/10月13日

10月の3連休は子供の文化祭。土曜日と祝日の月曜日。日曜日は中休み。

文化祭に抗がん剤のクールをあわせる

主治医とは、土曜日はもしかしたら抗がん剤の副作用が出ているかもしれないけれど、おそらく月曜日は行けるだろうというところで抗がん剤の日程を設定してもらった。

  • 火曜日 抗がん剤

  • 水曜日 すごく元気

  • 木曜日 すごく元気

  • 金曜日 すごく元気/夕方からすこし足がしびれる

  • 土曜日/文化祭 足がしびれる ウィッグを買いに行った

  • 日曜日 足がしびれる

  • 月曜日/文化祭 行けそうになってきた

土曜日は足がしびれたといっても、1万2,000歩歩いて夫と医療ウィッグを買いに行った。

ウィッグ買うだけでも2時間ぐらいかかってしまった💦

元気が出てきた

昨日は足がしびれる日だったから、ふわふわ歩いている感じがした。

帰宅すると、ベッドに倒れ込んで朝までおきられなかった。翌日の今日も今一つ元気が出ない。

文化祭は明日が最後だけれど、行けるのかなー。いけないのかなー。と鬱鬱としていると、夕方ぐらいから突然元気になってきた。

夕方からジャンクなものを食べまくった

元気になると俄然ジャンクな味がしまったものが食べたくなる。

卵ごはん。

アイスクリーム

カップラーメンと食べまくった。

これは過去2回の私の抗がん剤のときにはなかったことで、今回はこんなに曜日合わせしてきたのに、明日万が一行けなかったら私は泣くに泣けないよー! というなんだろう、怒りみたいなものから出てきた食欲。

哀れみ要らない

2日間の抗がん剤の副作用期間が終わるからか、ジャンクなものを食べまくっていたからか元気が出てきて、夕方散歩に出られた。

マンションの階段をゆっくり降りていくと、下から長女より一つした次女より一つ上のママと娘が入ってきて、私を見たママが娘の目に私がふれないようにそっと隠した。

私を隠したのではなくて、娘の目から私を隠した。

悲しかった。わかってる言いがかりだって。

情報通のママたちのことだ、ワーママでほとんど友達がいない私と違って私が癌なことはみんなツーカーで知っているんだろうと思う。

歩きながら涙が出て止まらなくなる。あの人は私にはない娘との時間をもてるんだろうなと思う。

ううん。だからって。私と娘が可哀そうなわけじゃない。

どれもそれぞれがコントロールのきかない人生だ。

今、ここだけしかない。なんだかそんな気がする。

抗がん剤のしっかりした周期の不思議

抗がん剤は本当に不思議だ。

抗がん剤をして2日、3日はものすごく元気。

その後2,3日ベッドから起き上がれないなという感じがあって。

その後2週間はもたものすごく元気。

いじけたり、泣いたりしてる間に1回でも、美味しいご飯を食べよう

ガンになる。これまでよりも、ずっといじけたり、泣いたり、ふてくされたりすることが簡単だ。

あわれみや、同情の視線も合いやすい。

そんなのどっちもいらない。

一番いらないのが、自分で自分を憐れむことだ。

そんなことしている間に、1回でも美味しいご飯を食べて幸せな時間を過ごすんだと思う。

高1用に買った本の中に「優雅な留学が最高の復讐である 若者に留学を勧める大人に知ってほしい大切なこと」という本がある。

タイトル通りの本だ。

最近、癌のことで憐れまれたり、同情されたりすると感じて悲しいときにこのタイトルが思いうかぶ。

このマガジンは私が49歳で卵巣癌と子宮体癌に罹患した日々の自分と家族の記録です。娘(高1)娘(中2)夫&猫の4人と1匹ぐらし。ワーママ。何とか1日でも健康に命をつなぎたいと毎日試行錯誤しています💦

▼がんの闘病記は以下のマガジンにまとめています。

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