【癌日記75日目】癌患者、無印良品で買い物 開腹手術の傷に優しい下着2選/ママががんになったとき/卵巣癌・子宮体癌/9月12日
この日記のマガジンは私が49歳で卵巣癌と子宮体癌に罹患した日々の自分と家族の記録。娘(高1)娘(中2)夫&猫の4人と1匹ぐらし。ワーママ。他の日記はマガジンにまとめています。
宣言 癌患者だけど無印良品で買い物するぞ!
無印良品で下着を選びながら「私、癌なのに下着なんて買ってる」と思って自分で笑えた。
そして、不安ばっかりになるから「私は後、30年生きるって決めたんでしょう」と自分に言い聞かせた。
それぐらい「癌🟰即死」のイメージが自分に植え付けられていて驚く。こんなに「癌🟰即死」のイメージを自分が強く持っていることを自分が癌になるまで知らなかった。
「癌🟰即死」のイメージを持っているから、どうせすぐ死ぬんだから買い物なんてしてないで寝てたらいいのよと思って笑えるって思うけれど、最近では「癌🟰即死」ではないことも多いことを知ったから頑張って買い物に来た。
無印良品の下着が開腹手術のお腹に優しい
買い物の目的は無印良品の下着。
一つずつ持っていた下着が開腹手術のキズに圧倒的に優しいことに気づいて追加購入にやって来た。
開腹手術、抗がん剤治療中で、今だにお腹には開腹手術のテープが残っていてパンツのゴムが傷に当たるのが気になっていた。
どうせ「癌🟰即死」だから快適さを追求しないじゃない。仮に運が悪くて「癌🟰即死」になっても、自分らしくいたいじゃないか!
開腹手術の傷がだいぶよくなって抗がん剤の副反応が出ていない時は少しずつそんな気持ちが沸くようになってきた。
開腹手術後におすすめ無印良品の下着(1)/なめらかブラタンクトップ
肩から裾までがかなり長いタンクトップ。裾が長いから恥骨からお臍のわきまでの長い傷をすっぽり覆ってくれる。
傷の途中で下着の裾が途切れると気になるし、傷が痛むような気持ちになってQOLが下がるのを防いでくれた。
生地がすべすべしていて気持ちがいい。
へたったらすぐに買い替えられる価格も⚪︎。
開腹手術後におすすめ無印良品の下着(2)/ひびきにくいボクサーショーツ
センターに縫い目がなくてパンツの紐という概念のない深めのボクサーショーツ。
深めなのでお臍の脇までしっかりショーツで包める。
こちらも開腹手術の傷を刺激しない構造。
早速身に着けてみるとやっぱりいいな。
生きるんだ! 自分を労わって前向きに生きるんだ! という気持ちになった。
ガンになってもお買い物。
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