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【癌日記89日目】「夫の実家に泊まれるか?」脱毛した頭だけど、、、問題、、、無理/ママががんになったとき/卵巣癌・子宮体癌/9月26日

11月に祖母の1周忌で広島の呉へ帰る。それに合わせて夫の実家の山口にも帰省することにした。

8月に手術をして抗がん剤治療中だから最初はもちろんやめておこうと思ったけれど、主治医の先生の「先送りはこれからの人生ではしなで、折り合いをつけてやっていくんだ」という趣旨の言葉ででかけることにした。

▼主治医の先生と話したこと

このマガジンは私が49歳で卵巣癌と子宮体癌に罹患した日々の自分と家族の記録です。娘(高1)娘(中2)夫&猫の4人と1匹ぐらし。ワーママ。
▼癌関係の日記記事は以下のマガジンにまとめています。

抗がん剤治療中に夫の実家に行く理由

夫の母から見れば不肖すぎる嫁の私だろうけど、今スグ私が空に行くということはなさそうだという姿は、夫の母は見たいだろうなと思った。

わたしを心配してはいないだろうけれど、夫と孫についての不安が、元気すぎる癌患者の私をみることで一時的にでも、夫の母の心配事から除外してあげることができればいいなとも思う。

夫の実家で数時間過ごせても、お風呂に入り脱毛した頭を見せるのは無理。。。

とはいえ、、、わたしのあたまの脱毛具合は、おそらく普通の人であればドン引き。

この動画のときよりもさらに、脱毛が進んでいる。

この状態で夫の母がのぞむように、夫の実家に宿泊してお風呂に入り、眠るというのは、私的には難しい。

今でも1日中ケア帽子を被っているのはツライ。頭がムレたり、なんとなくかゆい気がして帽子をとってあたまをそっと掻いたりすることが1日に何回かあるし、ケア帽子を被って寝ても翌朝には帽子が脱げていることもよくある。

ドン引きした夫の両親や、夫の姉の顔を見ることがあれば、それは私にとってはツライ。


近くのゲストハウスを借りて解決

悩みに悩んで折衷案として、近くの一棟貸のゲストハウスを借りることにした。

夫の母は泊まる部屋があるのに長男家族が泊まらずに夕食を食べたらゲストハウスに寝に戻り、朝食を食べてまたやってくるというのを屈辱に思うんだろう。

夫も、大丈夫だよ(お母さんはわたしの禿げた頭について)何も思わないよと言う。さらには、(自分たち家族が夫の)実家に泊まらずにゲストハウスに泊まるなら(夫の)帰らなくていいよと言う。

それを聞いて、夫の母が息子と孫に会いたい気持ちを夫はわかってないなーという気持ちと、本当にわたしにたいしてこういう場面ではデリカシーがないなという気持ちにはなる。

今は私も、誰かと共に過ごす時間はいつ何時終わるかわからないというのが身に染みているから、夫の実家に行かなくてよくてラッキー! とは思わない。

もう夫の両親も90が近い80代だ。何度も一緒の時間を過ごすことは難しい。

できれば年末の帰省も同じ方法でできればいいなと思う。

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▼2回目の出社で挫けたわけ

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