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親子で1分間プログラミング 冬休みWS 第3回 参加者レポート
書籍「今すぐ書ける 1分間プログラミング」の著者板垣政樹さんによる「親子で1分間プログラミング冬休みワークショップ」第3回「キャラを英語の音声で動かそう!」(2022/1/8開催)の様子を、イベントに参加した保護者の方がレポートしてくれました!🥰
とうとうこの冬のワークショップの最終回です。
今回は開始ギリギリの時間に会場に入ったので、事前のやりとりはわかりませんでした。
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が、なぜか「oViceのニックネームの名前が長い選手権」が開催されているようでした(笑)
(そんなわたしも長い名前にしていて親近感を覚えましたが、思考が小学生並なことに気付きました…)
今回のテーマは、キャラを英語の音声で動かすゲームで遊び、英語の勉強もしちゃおうというもの。
そのために、まずはイタガキ先生作の、発音を練習するためのアプリも使うそうです。
前回までのおさらいがサラッと済むと、次はさっそく今日遊ぶ音声認識ゲームのデモの披露。
画面に向かって“Fire“としゃべると炎が出るので、それをバナナに当てて消すゲームです。
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バナナはランダムな位置に3個表示されるので、短い手数(目標は10回以内)ですべて消せるようにがんばります。
“Move forward (by 2/3 steps)“, “Move backward (by 2/3 steps)”, “Turn right”, “Turn left”としゃべってキャラを移動し、位置を調節します。
正しく英語を発音できたら、パソコンが“Roger!“とか“Got it!“とか言ってから実行してくれます。
逆に上手く発音できなかった時には、“What?“とか言われてしまいます・・・。
それぞれ4種類ずつくらい返答パターンがあって、まさかこんなにいろんな返事をしてくれるなんて、すごい!おもしろーい!
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了解という意味のラジャーって、人名のロジャーさんと同じスペルだったのは思わぬ発見でした。
こんなコンソールの表示でも英語が勉強できてしまうとは~!
早く自分でもやってみたいところですが、このゲームは発音の正確さが肝なので、英語の発音チェックができるアプリで練習する時間が設けられていました。
このアプリもp5を使って作られています。
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「発音チェックアプリをみんなの前でやってみてくれる人?」と募ったところ、立候補者が多数!
皆さんやる気がみなぎっています!
その中から3人がトライしてくれました。
しかーしこのアプリ、か・な・り判定がシビア!!!
わたし(バリバリの日本語ネイティヴですが)が聞いてもぜんっぜんOKなのに、なかなか聞き取ってもらえません。
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音声認識のAIには子どもの声があまり登録されていないため、大人の男性→大人の女性→子ども、の順で認識されやすくなっており、どうしても子どもに厳しくなってしまうそうです。
裏を返せば、子どもでもAIに認識されるほどならば、発音は完璧ということ!
そこで、イタガキ先生から英語の発音が上達する3つのメソッドが伝授されました。
「ヴァヴィ・ヴァヴィ」メソッド→Vの発音
「ファフィ・ファフィ」メソッド→Fの発音
「らリ・らリ」メソッド→R・L・Tの発音
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この中で、Rの発音の説明に、「氷キューブを舌に乗せたままらりるれろと言う感じ」とあり、なるほど!と膝を打ちました。
もっと早く知りたかったよおぉ~!
ひととおり練習が終わったところで、いよいよゲームで遊んでみることに。
立候補者の中から数人がトライしました。
音声認識はうまく行ったり行かなかったりだったけど、なんとかみんな1つ以上のバナナを消すことに成功しました。
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わたしもこのゲームをあとでやってみましたが、”fire”と言ったつもりなのに”tire”と思われてたりしてなかなか難しかったです。
娘は発音チェックアプリでは一発合格なのですが、どういうわけかゲームになるとうまくパソコンに伝わらないことがありました。
そんな感じなので、単純なゲームのはずなのになぜか思い通りにいかない・・・!と、だんだんムキになって何度もトライして本気で発音してしまうので、これはかなりいい練習になります!
とにかくキャラが指示通り動いた時の達成感がすごすぎる!!!
大興奮まちがいなしです(笑)
自分が発音を練習したい言葉に合わせてわざと違う言葉、たとえば”apple”で進んだり”world”で右を向いたりするようにコードをいじってみるのも楽しいのではないでしょうか。
ゲームのあとは、これからの「1分間プログラミング」についての見通しが示されました。
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2月ごろジャンプゲームレシピの後半がアップされる予定で、classの作り方なども含まれるそうです。
また、夏に予定されているワークショップに向けて、放課後プログラミングクラブで行われる予定のハッカソンなどで腕を上げよう!とのことでした。
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楽しくプログラミングが続けられるように、ワクワクするしかけがいっぱいですね!
また、今回p5を使うのが初めてだった子たちも、レシピ後半を終えたら夏にはぜひキッズTAに挑戦してね!とのことでした。
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加えて、先ほどの音声認識ゲームのキャラを別の絵に変えてみよう、という発展課題が出されました。
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キャラクター作成サイトを使って自分の好きなキャラを作り、それをp5にアップロードし、ゲームに使おうというものです。
娘はワークショップ終了後、さっそくキャラと的の絵を変えて歓喜していました。
少しでも自分仕様にカスタマイズすると、よりプログラムに愛着がわきますね♪
最後は全員による盛大なclapでお互いを称えあい、終了しました。
みなさん、お疲れ様でした!
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終了後には、キッズTAさんだけ残ってプチお疲れ様会。
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イタガキ先生からは「チャットで教えあってくれてすごーく助かった」、まーさんからは「想像以上にがんばってくれて感動した」などと感謝の言葉をかけていただきました。
みんなにはごほうびにバーチャルバッジを配布する予定だそうです。
このバッジ、大人も欲しくなるような超~coolなデザインで(イタガキ先生も欲しそうだったし、わたしも欲しい)、娘も歓声をあげていました。
これはTAを続けて集めたくなりますね~。
今回、初の試みだったキッズTA制度。
意外と暇だったりヘルプが必要な人がわかりにくかったりなど、多少の課題は見つかりましたが、回を追うごとに工夫をこらしていただき、無事に役目を終えることができました。
TAのみなさんそれぞれのできる範囲で、持てる知識を総動員して教えたり、声がけをしたりしていた姿が立派だったなあと思います。
今回、わたしのつたない文章で魅力を伝えきれたとはとうてい思えないので(汗)、もし今ここを読んでいてイベントや放課後プログラミングクラブへの参加を検討している方は、ぜひ次回、参加してみてくださいね!
最後になりましたが、この度はレポート作成という貴重な機会をいただき、どうもありがとうございました。
少しだけですがイベント作りの裏側も見せていただいて、細かくスケジュールを立てたりあらゆる角度から何度も検討を重ねたりされているのがわかり、想像していた以上に大変な思いをして準備されているんだなあと思いました。
おかげさまで、いつも安心安全に楽しく参加できています。
イタガキ先生をはじめ、まーさんやスタッフの方々、本業もあってお忙しい中、すてきなイベント(しかも無料!)を開催していただき、本当にありがとうございました。
娘にも、プログラミング技術以外のそういう部分も感じ取ってもらって、いつか同じようにギブの精神で世間に恩返しできる人に成長してほしいなあと思います!
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イベント情報はLINEで配信中🎉
今回のような定員のある特別なイベント情報は、Kids Code ClubのLINEで優先的に配信しています。いち早く情報をキャッチしたい方は友だち登録がおすすめです👍
@KidsCodeClub
https://line.me/R/ti/p/%40hxs5309k
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プログラミングについてもっと学んでみたい方へ
板垣さんのnoteで今回のイベントで使っているp5.jsやAI(機械学習)をはじめ、さまざまなプログラミングの方法について情報発信されています。興味のある方はぜひ見てみてください💡
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