我慢って?
「我慢って?」
我慢を教えると言うことはとても大切ですが、実は我慢そのものが大切なのではないと思いませんか?
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自分で自分をコントロールすることに意味があり、それが本来の我慢の目的のような気がします。
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他者に自分をコントロールさせるのではなく、自分のことは自分で決める!これが一番大切なことなのではないでしょうか?
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よく「我慢しなさい!」なんて言うことがありますが、そこに光をあてるのではなく、ルールを守るといった感覚で少しづつ自分コントロールをしていけるようになれば良いのだと思います。
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例えば外出時に自動販売機で飲み物は買わない、だから水筒を持つか、家に帰ってからね!これもルールですね。このルールが守れれば、自分で決めたことになります、結果我慢したことになりますね。
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小さいなルールをつくることで我慢が上手になると思うんです。そんな積み重ねが自分を律することになり、自分を自分でコントロールすることになるのだと思います。
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兄弟姉妹の上のお子さんは自分の考えで色々なことを我慢しています。良かれと思って下の子を優先させてあげたり、黙っていても玩具を片付けていたりして。その為に自分のことが後回しになると……何故か母に怒られる。いつも怒られのは僕だけ私だけ…と嘆いていますね。上の子だけ我慢ばかりして……下の子はのほほんと……。
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でもその我慢は自分で自分をコントロールしている姿です。本当はまず最初に褒めてあげなくてはいけませんよね!上のお子さんが自分のことができていなくても、それを指摘する前に自主的にしている事に対して認めてあげないと!感謝してあげないと!
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自分で決めたことはきちんと最後までやり抜く、そんな強さが持てるような「我慢」ができるようになって欲しいですね。
これは諦めずに努力を続けられる力のこと、間違えなくその人の底力になることでしょう。
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お子さんの求めていることが満たされれば、それが必ず次のエネルギーになります。
お子さんの姿をきちんと観察し受け止めてあげることで、自分をコントロールする意味を感じ、本来の我慢する力が強くなるのだと思います。
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一言で「我慢しなさい!」と言えることではありませんね。
小さなルールを守ることの積み重ねが、我慢に繋がり、自分のコントロールに繋がり、自分の決断に繋がるのだと思います。
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嫌だからやりたくなり、出来ないからやらない、これらを連呼するお子さんはこの小さなルールからの積み重ねを再度確認し、日々の中で大切にして欲しいなぁ〜って思います。
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家庭内のお手伝いなんて1番の近道です。
年齢にあったお手伝いを決め、家族のルールとして毎日必ず進める〜これは家族の一員としてどの人も役割を持つと言うことです。そしてその役割については任せる〜です!
やってみて下さい。
年齢が小さくても、玄関の靴を皆の分まで揃える〜とか、お箸やフォーク、スプーンを毎食並べる〜とか。できると思いませんか?
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お手伝いで得られるメリットは想像以上のものがあります。
○段取りが良くなる
○トラブル対応ができるようになる
○自分で仕事をつくれるようになる
○自分の意思決定ができるようになる
○思いやりの心を持つ
○感謝を忘れない
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我が家の年長時のお手伝いはお風呂掃除でした。でも……いざお風呂に入るとゴミが浮いていて…、皆でよくゴミをかき出しました、笑!笑いながら明日のお掃除、もう少し丁寧にね〜と言いながら、それでも任せました。今となれば良い思い出です。
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子供達にさせると時間はかかる上、出来は悪い……でもしてもらうべきですね。
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それぞれにある家庭内の仕事を嫌でも皆でやる、これは大きなメリットがあると思います。
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