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心と時間にゆとりを!


「心と時間にゆとりを!」

毎日の生活の中で、

「早く!」
「急いで!」
「遅い、早くしなさい!」「何やってるの、急いで急いで!」

子供達が拒否反応を示すような事をどれだけ言ってしまっているでしょう?

出かけようとしている時なんて無意識に言っていますね〜!
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こんな時はほんのちょっと冷静になって、

①きちんと理由を伝える
②見通しが分かる言葉がけをする
③楽しくなるような事を話してあげる
④周囲の人の思いや状況を話す

こんな事をきちんと伝えるよう心掛けたらどうでしょう。
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話し方ひとつで子供達の受け止め方が変わります!
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私の経験上、見通しがつくと子供達は素直になります(笑)、突然早く〜ではなく長い針が6をさしたら出かけるよ〜とか、ちょっとゆとりを持って指示するのは効果的!
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実は大人の言葉で子供達は心を痛めています!
そして行動が遅いと感じる子供達を急がす言葉は、伝わらないことの方が多いのかもしれません。

ついついイライラし、口癖のようになっている方も多くいるのではないでしょうか。
 . 
常に急がせていると弊害も出てきます。例えば、

1、自分自身で考えないようになる。
自分なりに考え、行動しようとしても、「早く」と言われることで、考える余裕を失ってしまいます。
とりあえず行動を終わらせることのみを考え、落ち着きがなくなってしまいますね。
そして繰りかえされることで、何事にも主体性がなくなってしまう可能性もあります。

2、ミスが増える。
ケアレスミスを防ぐためにも、親は落ち着いて取り組む言葉がけをしてあげないといけないはずなのに……。
急かされると注意散漫になりがちです、本当は「落ち着いてすればいいよ」と声がけしてあげるべきですね!

3、物事の取り組みが雑になる。
ゆっくり丁寧に取り組んでいると「遅い」と言われるのですから、当然その取り組みが雑になり、物の取り扱い方も乱暴になってしまいます。

4、相手を待つことができなくなる。
子供達の人格形成には親の日常の生活態度が大きく影響します。いつも「早く!」を口癖のように言っていると、子供自身も友達を待てなかったり、相手に対し急ぐことを要求するようになってしまいます。
そうなると大切な友人を失ってしまうかもしれませんね。
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急がされるメッセージによって、子供達は問題の解決に落ち着いて取り組めず、実際には何をどう早くすれば良いのか、あまり理解できない状態のまま、バタバタとしなければなりません。
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ただ学校や幼稚園に遅刻したり、約束の時間に間に合わなかったり、ダラダラといつまでも何かをしていて終わらなかったり、支障も出てしまいます。
だからどのように伝えれば良いのかが大切なんですよね!

具体的に言うと……
①早くしなければならない理由をきちんと伝える。
ただ「早く!」の言葉だけでなく、何故早くしなければならないか、その理由も一緒に説明しながら言って下さいね。

例えば
「早く朝ごはんを食べないと、学校に遅刻するよ」「急いで着替えないと幼稚園バスが行っちゃうよ」「早く寝ないと、朝起きられないよ」など、
理由もきちんと伝えると、急ぐ理由が分かり、行動を早くしようとする気持ちの原動力になります。

②具体的な行動を促し、見通しがわかる言葉がけをする。
一度にいくつかのことをまとめて急がされても、気持ちが焦るばかりで、どれも中途半端になってしまいます。行動を「1つ」に絞って具体的に促すことで、何からどうすれば良いのかが理解できます。
わかりやすくすることが行動を早くすることになるんです。

③具体的な時間も伝える。
「早く!」と言われても、子供達はどれくらい急げば良いのか分かりません。

「7時から見たいテレビがあるんだったら、それまでに宿題やってね」などと時間で指示、また時計を読めない園児には「着替えは、長い針が6のところへくるまでに済ませようね」と言ってあげると良いです。
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ただ急かされるだけでなく、時間も具体的に伝えることで、時間の概念が育ちやすくなり、後に自分で計画を立てて動く練習にも繋がるでしょう。
砂時計の利用もお薦めです。砂が落ちるまでに終わらせようね〜と。
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子供達のペースを見守りながら大人は言い方を工夫し、時間を守って動けるようにサポートしてあげて欲しいです!
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「早く」は子供達のペースを否定する言葉ですね。
自分は認められていないと感じ、親子の信頼関係に揺らぎをもたらすこともあります。
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一度学校に遅刻したり、先生に注意されたりすることで、これからは急いで準備しようと思うようになるかもしれません。時には失敗もありですね…。
まあ、まったく効かないお子さんがいるのも事実……親の忍耐も必要です。
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子供達が自らの意志で行動が早くできるように、工夫した声がけを!そして諦めない声がけを!諦めない心を!
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