独り言日誌 #3 『転ばぬ先の杖』
Kids Bushcraft Adventure®︎の小池です。
私が、親にさせてもらってから、15年が経ち、上の子は中学3年生になりました。15年なんてあっという間で、自分自身もそれだけ歳を重ねたんだなと感じつつ日々を過ごしております。
振り返ると子育てというより、何となく一緒に楽しませてもらっているといった感覚が強いのですが、
子供たちには『誰の人生でもなく、自分の人生なんだから、自分で考えよう』とだけはよく伝えています。
実際、子供の年齢だけしか親をしていないので、親子なんてのは同じ年の所謂「タメ」ってやつですからね。笑
さて、表題の『転ばぬ先の杖』についてですが、
経験がある方もいらっしゃると思いますが、我が子が幼い頃、転びそうになると、いつも転ばないように手を出していたのですが、『この子は、いつも手を出されていたら、転び方を知ることができない』と、何気ない日常の中で、これは『転ばぬ先の杖』ではないかとふと思ったのがきっかけでした。
別の見方をすると、これは『答えを教えていることと同じで、子供から考える機会を奪っているのではないか』と思ったわけです。
むしろ、転んだ後の立ち上がり方を教えるべきなのか、子供にとって、親はどのような存在でいたら良いのかを考えさせられました。
まず、親は子が何よりも心配だという点です。この心配と自分自身がどう向き合うかを、この4つに絞って、心掛けるようにしています。
答えを教えたり、また親の考えを押し付けるのではなく、子供が自分で考える時間を、妨げないことが大切なのではないかと思っています。
社会的には、親はあくまで子供の責任者であるだけの存在で、そこに、親の愛情と子供の思いとがどのような相乗効果を生むのかが、これからの人生の楽しみの1つです。
ちなみに、『親の心、子知らず』は、悔しいので、絶対、思い知らせてやろうと、日々、しつこく存在をアピールしております。(終わり)