No.29 Guaracha(ワラチャ)のベースの発展
Guaracha(ワラチャ)のベースの基本的な例を前回の記事では取り上げました。
今回の記事ではGuaracha(ワラチャ)のベースラインを発展させて行きたいと思います。
発展させていく過程でより理解が深まっていくと思います!
基本のベースラインの音数を増やす
Ex.1 Guarachaのベース基本形
こちらが基本のベースラインです。
まずはこれの音数を増やしていきます。
Ex.2
Ex.1の4拍目を8分音符2つに分割しています。
Ex.3
更に1拍目も8分音符に分割しています。
リズミックな発展
ここからはリズミックな発展のさせかたです。
Ex.4
Ex.1のベースラインの3拍目を8分音符に分割。
そして、4拍目をシンコペーションして弾いています。
これだけでもかなりトリッキーに聴こえると思います。
Ex.5
Ex.4の4拍目を8分音符に分割しています。
Ex.6
Ex.5の3拍目へのシンコペーションをせず、8分音符で全部弾いてみます。
Ex.7
Ex.5のベースラインの1拍目を8分音符に分割しています。
Ex.8
Ex.7のシンコペーションを活かして変化を付けたベースラインです。
これをまた少しずつ変化させていきます。
Ex.9
Ex.8のベースラインの変形です。
4拍目を8分音符にしました。
Ex.10
Ex.8の4拍目のシンコペーションを4分音符にしています。
Ex.11
Ex.10と同じリズム型ですが、選択しているコードトーンを少し変えています。
Ex.12
Ex.11の4拍目を変化させて8分音符でのシンコペーションのみにしました。
Ex.13
Ex.1のベースラインの4拍目をシンコペーションしたラインです。
ということで、Guaracha(ワラチャ)の様々なベースラインを紹介してきました。
この他にも色々なアプローチの仕方があると思いますので、 様々な音源などを聴いて参考にしていって下さい!