宇那禰神社~桓武天皇を祀る古社~
今回は、宮城県仙台市青葉区芋沢にある宇那禰神社(うなねじんじゃ)です。
宇那禰神社の創建年代は不明ですが、国分氏の重臣である郷六大膳孫九郎宗治の氏神として尊崇されていたと伝わります。祭神は桓武天皇で、天照皇大神・月夜見尊・軻遇土命・雷神・素盞嗚尊・菅原道真公を配祀しています。
神社には6枚の棟札が残されており、そのなかで一番古いのは福徳元(1490)年のものであることから、室町以来の古社であることが明らかになっています。
駐車場から随身門をくぐり境内へ。御神木の大杉があります。
こちら拝殿です。
桓武天皇を祭神としていることから、神紋は十六菊の紋です。
ほかにも境内社がたくさんあります。
三猿を備えた庚申塔が祀られています。
境内にある鐘は鳴らすことができます。神仏習合の名残です。
境内には石碑がたくさんあります。庚申塔のほか、西国三十三所観音などの巡礼塔がほとんどでした。
御朱印は社務所でいただきます。大倉にある兼務社の小倉神社の御朱印もいただけます。御朱印希望の方は、境内にある鐘をついて宮司さんを呼びます。
御朱印と一緒にもいただきました。御朱印には菊の紋が押されています。
なお、社務所では宇那禰神社のオリジナル御朱印帳もいただけます。菊の紋が彫られた木製の御朱印帳です。
宇那禰神社さんのホームページはこちら。
【所在地】宮城県仙台市青葉区芋沢明神12-8
【御朱印】あり(初穂料300円、兼務社の小倉神社の御朱印もあります)【駐車場】あり