13. ドイツ一人暮らしの1ヶ月生活費
こんちゃっちゃ、きだれんです。早いものでドイツのWG(シャアハウス)に住み始めて1ヶ月が経ちました。ルームメイトはテストやレポートの時期で忙しかったみたいで一緒にどこかへ出かけることはなかったのですが、顔を合わせればご飯を一緒に食べたりダーツをしたりしていました。
そして今回は、1ヶ月の暮らしにどれくらいの費用がかかったのかを振り返り、来月からの生活費を検討する「生活費予算委員会」を執り行いたいと思います。それではどうぞ。
第1回 生活費予算委員会
1. 近況報告
本題に入る前に近況報告だけさせてください。前回整形外科のお話をしたのですが、その翌週に別の病院へ行って診察してもらいました。結局2週間は装具をつけて安静にする、その後診察で経過観察ということになりました。骨に異常はないので靭帯損傷ということだと思います。足に痛みがあるとお出かけする気力も損なわれるので忍耐の時間です。暇つぶしするものを日本から持ってくればよかった。
そんな中、最近ルームメイトから衝撃の事実を知らされました。なんと地下室に筋トレ設備が揃っているとのこと。なぜもっと早く言わないのだ!しかし、誰も使っていないから埃かぶってると言われました。そうなりゃ生活費節約大使のきだれん、綺麗に掃除してトレーニングルームに変身させてやりますよ。てな感じで簡単に整えていつでも好きな時間に筋トレができるようになりました。ジムに通おうか迷っていたので節約大使としては棚から牡丹餅。早速ルームメイトと一緒に筋トレしました。これからはリハビリもし放題です。ありがとう過去の住人様。
2. 9月当初の予算案
さて、本題に入っていきましょう。一人暮らしをするにあたって、どれくらいお金が必要になるのかあまり予想がつきませんでしたが、家賃や携帯代などの固定費と食費などを考慮して以下のように予算を組んでいました。
固定費に関しては、家賃の中にガス、電気、水道、インターネット代が含まれています。サッカーの練習場まで毎回電車とバスを使うのでドイツチケットを購入した方が安く済みますし、以前フランクフルトに行った時も利用したので、ふらっと遠くにおでかけする時にも便利です。
変動費に関しては、予想ができなかったのであくまで目標という予算設定です。この予算内に収まると今後の生活だけなら不自由なく過ごせるという金額設定にしています。
3. 9月の生活費支出
それでは実際に1ヶ月生活してみて、支出額がどれくらいになったのかをみていきましょう。
1ヶ月にかかった生活費は以上のようになりました。固定費は変わらないので変動費だけ見ていきます。
食費に関しては予算案100€を超過して、124.67€となりました。予算内に抑えようと努力はしましたが、空腹を我慢する、ダクト飯をするなどの限界を攻めることはしませんでした。健康と体づくりの食事を念頭に置くことで、自然とお菓子やジュースなどを買わない節約になりました。
基本的に朝はパン、シリアル、パンケーキをメインに食べていました。パンやパンケーキの場合はチーズとピーナッツバターをお供にしました。シリアルの場合はバナナをお供にしました。
お昼と夜は同じメニューです。お昼に夜の分までまとめて作ることが多いからです。トマト、ズッキーニ、マッシュルーム、玉ねぎ、ブロッコリー、豆腐を使って調理していました。ほぼ毎日パスタを作って食べていましたが時々「マウルタッシェン」というドイツの餃子のようなものを食べていました。焼くだけで簡単にできるので練習で疲れた日に最適です。
冬になると日照時間も短くなり、晴れの日が少なくなるのでビタミン不足解消も兼ねて1日1果物をしています。朝食べなければおやつにバナナを食べる。小腹が空いた時にりんごを食べる。ドイツは果物がとても安いので他の果物も試していこうと思います。
4. その他の支出
ここには記載していない支出もあります。例えば散髪に行った費用、vinokiloで洋服を買った費用、IKEAの家具の費用など。それらは事前に生活費とは別にプールしてあります。とは言ってもたくさんあるわけではないので、アルバイトをしなければ旅行を気兼ねなく楽しむことはできません。
病院代に関しては保険で全額カバーできるのですが、一旦自己負担しているものもあるので、保険会社からの振り込み待ちです。
5. 考察
これだけ生活費を安く抑えられた要因の一つとして、固定費の安さが考えられます。中でも家賃の安さが別格だと思います。光熱費、インターネット込みで320€はかなりお得で助かっています。もっと大きな都市、ミュンヘン、フランクフルト、ベルリンなどは家賃相場がかなり高いため、家賃だけで僕の生活費以上になると思います。詳しいことは都市部に住んでいる方の情報を探してみてください。
また、日用品が予想よりも安く抑えられたことも大きなポイントでした。日本に比べて洗剤や化粧品は高品質かつ安いです。女性の方は特にうれしいことだと思います。dm(ドイツ大手ドラッグストア)のオリジナルブランドは安価で高品質なことで有名です。成分も高価格帯のものと同じですし、歯磨き粉から美容液までなんでも揃えられます。日本にもアメドラではなくdmが欲しい。
日用品が抑えられた結果、食費の予算オーバーを補ってくれた形になりました。貧乏飯とダクト飯などをすれば食費をもっと抑えられると思いますが体が資本なので、そこはしっかりとお金をかけました。しかし、お菓子やジュース、お酒は全く買っていません。
生活基盤を整える初月で予算内に抑えられたことはかなりよかったです。来月は少し節約することができるかもしれません。
6. まとめ
なんとか当初の生活費予算案通りになりました。今後これより増えることはないですが、これ以上の節約も考えにくいです。9月含め10ヶ月の生活費5300€は、アルバイトをせずとも無駄遣いをしなければ十分に貯金としてあるのでそこは安心です。しかし、支出ばかりで収入がないのは不自由ですし危険でもあるので、仕事を見つけることが次なるステップです。
以上をもちまして「第1回生活費予算委員会」を終了とさせていただきます。ご参加ありがとうございました。何かドイツ生活のアドバイスなどあれば気軽にコメントしていただけるとありがたいです。InstagramやYouTubeの方にも生活の様子を載せていますので、気になる方は覗きに来てみてください。何か聞きたいことや質問等ありましたらコメントやDMで気軽にお願いします。それではまた。