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最高の喜びを与えてくれる人は最大の苦しみも与えてくれる

心の底から幸せと思える、
そんな満ち足りたひとときを一緒に過ごせば過ごすほど
それを失うときの絶望は深く苦しいものになる

今の自分はそれを知っているのだけど
じゃぁ、初恋の頃(中高生でした)の自分が
それをもし知っていたら・・・

パターンA
 好きになりそうな人とは距離を取る。
 失うのが怖いから
 苦しく辛く
 傷つくのが嫌だから。

パターンB
 後先を考えず突き抜けてしまう。
 好きで好きでしょうがなくなって
 愛してしまう。

と、ここまで打って
はたと手が止まる。

初恋のとき仮に知っていたとしても・・・
それでも愛してしまうのだろう
僅か1ヶ月ほどの夢のような時間があったがゆえに
余計に追いかけてしまったけど
どうしようもないのに

愚かか?問えば
愚かだと思う

その時の
辛さ、苦しさ、悲しみ
肥やしにはなっている


心全開で好きになって
その相手を生涯の伴侶として
生きていける幸運な人もいるのだろうけど
それは幸運であって
皆に与えられるものではない

昔読んだ本には
男:自分の奥さんは最高だぁ
女:まぁこんなものでしょう

と、スレ違っている男女が描かれていたのを思い出した。

カップルによって男女の逆もあるでしょう。

両方が「まぁこんなものでしょう」と思ってたりするのが
もしかしたらマジョリティなのかも知れません。

まぁこんなものでしょう、は
「高望みはしません」ってことなので
悪い意味でもないのですが

結婚相談所なんかに登録すると多くが
まずは高い望みを諦めるよう
説得されるといいます。

ここで
パターンC
 ゆるっと
 いいなぁって思って
 一緒になって
 いろんな想い出を創っていき
 どちらかが
 ゆるやかに死を迎える

この場合のようであっても
それでもやはり別れのあと
生き残った方には
苦しみはきっとやってくるでしょう

今は、このパターンを歩めていそうです



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