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どんなに優れた論理的思考の持ち主でも、自分を中心にして世界を認知している以上、その人の持つバイアスを取り払うことはできない。意識の質感であるクオリアの謎を解き明かすまで、人はその葛藤の中で生きていくしかない。たとえ、フレームシフト・ポジションシフト・タイムシフトを使いこなしたとしても、最終的にそれを認知するのは、自分であり、その核(コア)である自我の壁を超越することは不可能である。だが、それで良いと私は考える。人智とはその不可能性の壁の中で、苦悩した分だけ、強く、美しく進化
Prologue プロローグ(序章)【整数論】せいすうろん Q:2の20乗を計算せよ。 A:2の10乗までを暗記し、それを筆算で計算する。 2,4,8,16,32,64,128,256,512,1024 2^1,2^2,2^3,2^4,2^5,2^6,2^7,2^8,2^9,2^10 2^10×2^10=1,024×1,024=1,048,576(ひゃくよんまんはっせんごひゃくななじゅうろく)(これも暗記ではありますが。) 第1章 偏見について考えてみた!
社会システム原論の最小にして最大の解、それが「全てが全てに依存する」というものです。あらゆる事象はつながっていて、何かのアクションには必ず何らかのリアクションが生じます。それ故に「予期せざる効果」を引き起こします。複雑に絡み合った現代社会は、複雑な因果関係の渦中にあり、何かを期待したアクションには、予想だにしなかったリアクションがもたらされることが往々にして発生します。 情けは人の為ならず 「人に情けをかけるということは、人の為ではなく、巡り巡っては自分の為なのですよ」と
「従来の日本のいわゆる『体育会系』的な発想から、少し脱却しなければ、組織は結局、『繁栄』と『崩壊』を繰り返すだけである」 という結論を、冒頭に述べておこうと思います。 どんな組織や団体、集団も「理想」・「理念」の段階では非常に良い提唱をしているものです。昨今、いささか問題を起こしていることが目立つ宗教団体に至っても、途中までは、非常に良いことを言っています。人の心が正しいと感じる方向へ、導く、あるいはその心を惹きつける魅力を持っています。 但し、これを「絶対的」にし