水に流してさようなら
こんにちは。橘吉次です。
先日Tewitterで、
「ネガティブな感情もポジティブな感情も、タップリ感じた後は水に流しましょう」という発信をしたら、
「ポジティブ感情なのに、何故水に流す必要があるのですか?」というご質問のリプライがありました。
なので、それについてご回答申し上げる記事書きました!
(しかし、この記事を質問者様が読んでくれるとは限らないが…)
ご理解いただけなかったツィート
その吉次の投稿がこれ↓
水は流れているから清い
溜まれば澱み、汚れ、最後には腐って悪臭を放つ。
これは誰でも理解できる。
だから、
「嫌な経験、嫌な感情はため込まずにドンドン流して忘れましょー!」というスローガンも納得できるよね。
そうそう、嫌なことは忘れるに限る!
忘れて前向きにガンバロー!
Twitterってホントに前向きな人が多いからさ、こーゆーポジティブ発信ってよく見かけるんだよね。
(っていうか…これでもかっ!ってほど溢れてるよ…)
ところが吉次は「ポジティブ感情も流してね」とご提案申し上げたのだから、くだんの疑問が生まれることも当然なのだ。
なんでポジティブ感情を流す必要あるの?
ポジティブいいじゃない!
ポジティブ素敵じゃない!
ポジティブ最高じゃない!
ポジティブって一番大切じゃない!
いやいや、だから「流せ」とご提案申し上げているのですよ。
その「最高!」とか「一番!」とかって固執しやすいのね。
なぜなら善悪優劣の価値観だから。
これが危ないのだよ。
この善悪優劣の価値観って、淀むと固定観念となって腐り始めるのよ。
えっ?
そうなの?
えっ?じゃあ、何でもポジティブに捉えることって危ないことなの?
いやいや、そーではない。
何か嫌なことがあっても「まー、こうゆうこともタマにはあるよね」ってポジティブに捉えて「嫌な感情」に囚われないってことは、水に流すってことだから、大いに推奨しますよ!
危険なのは、ポジティブ感情に囚われることなのですよ。
危ないポジティブ感情
ポジティブな感情っていうと、どんな感情を連想しますか?
やったー!
うれしー!
得した―!
ラッキー!
ってな感じだろうか?
他にもあるよね。
ガンバロー!とか、やってみよー!とか、応援するよーとか…。
この感情が悪いわけではない。
いや、妬みだろうと怒りだろうと、人間の全ての感情に善悪優劣はないのよ。
そりゃ「妬み」「怒り」ってキラキラした素敵な感情ではないけれど、人間ならではの、人間らしい、人間だけがもつ大切な感情であって悪いものではない。
そうなの。
感情自体は良いものでも悪いものでもないのに、それに善悪優劣の価値をくっつけて、
「良い感情(ポジティブな感情)なら捨てないでずーっと感じていたい!」という判断がまずいのですよ。
良い感情でも固執してしまうと淀んで腐ってくるのです。
たとえば「超ウレシー!」でも「やったー!」でも、長く持ち続けると
次の新鮮な感情が湧いてこなくなる。
まあ、こーゆー喜びを長く持ち続けていられる人なんて、滅多にいないから、次の「やったー」を求め続けることになるんだけど…
これがまた執着に変わっちゃうんだよね
「サイコー」とか「やったー!」という強い感情がないと、物足りなくなったり、人生がつまらなく感じたりしてきちゃうんだよ…
「ガンバロー!」も「頑張らなくちゃ…いけない…」という固執に変わってしまうしね。
えーっつ?じゃあ、穏やかなポジティブ感情なら、ずーっと感じていてもいいんじゃないですか?
…いや、それほど持っていたいなら…持ち続けてもいいけどさぁ…
穏やかな喜怒哀楽って、感情というよりも「気分」とか「機嫌」って言った方がわかりやすくない?
感情を流すから機嫌が保てる
もう一度言うけれど、感情自体には「良い」も「悪い」もない。
喜怒哀楽のどれをとっても、善悪優劣はなくて、人の心が大きく動く現象でしかない。
だから、タップリ感じていいのよ。
でも心が大きく動く感情に囚われてしまうと、ニュートラルな「気分」や「機嫌」をキープできなくなるんだよね。
だから、すぐに流して!と申し上げているのです。
直ぐに流すことを「感情をコントロール」すると一般的には言われております。
どんどん流して、こだわりのない素直な状態のことを神道では「直き心」と表現します。
善悪優劣の価値を持たずに、常に水が流れている状態の心が「清き心」なのです。
そして清い水は光を通す!
これが「明き心」なんですよ
どんな感情も水に流して「さようなら」
日本古来の智慧ですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
🐉生まれ直し開雲塾🐉公式LINEお友達募集中!
プレゼント
①電子書籍「本物のスピリチュアルで神とつながる方法」
②「人生後半どう生きる?」無料個人セッション受付中!
Twitterフォローしてくれると、とっても嬉しい!
kindle出版