無上の喜び上手は世界を変える
超おはようございます。
2020新豆販売開始!中川吉右衛門です。
あれはもう、6年前になるだろうか。
京都に、ある天才画家がいる。
僕はその娘に直に触れた。
名前はみきちゃん。
彼女はダウン症として生まれてきたが、カミより託された大いなる使命を持って生まれてきたと言っても過言ではない。
そのカミに託された才能の一つが、「絵」だ。
彼女の描く世界は、色に溢れている。
色彩の大合唱であり、色彩の多楽章構成で、その規模は、世界というか地球規模だ。
十人十色というが、その本質を絵画に表していると僕は感じている。
大枠の絵そのものは常にピースフルであり、ハートフルであり、ソウルフルであり。
見るものへ、与える印象は十人十色でありながら、変わらぬコアとして、優しさと愛がその絵から懇々と溢れ出てくるのを感じることだろう。
来年には、パリで個展が開かれる予定だ。(コロナの影響でどうなるか?ちょっと微妙ではある)
そんな絵を書くみきちゃんが、京都から遠路はるばる我が家にやってきた。
6年前は僕が京都に行き、そこで初めて直接会って、遊んだのだが、今回は山形まできてくれたのだった。
当時高校生だった彼女も、今では成人して2年も経つ、華の22歳!
山形までの遠距離を移動してきたことも、こうして僕の地元で、地元の友人たちと一緒に食事を楽しむことも、その全てが、猛烈に感慨深い。
出会いのきっかけは、彼女の母親である髙田あっちゃんだ。
彼女は大病を患い、復活を遂げるも、その治療の過程で体質が大きく変化したという。
それをまた変化させるべく意識している中で、僕のことをSNSで知る。
僕のお米や野菜を購入し、買って食べたところ、身体に変化を感じ、それは確固たる事実として、自分の表側にまで表面化した。
特に僕の大豆にはそれを顕著に感じた様で、毎年僕の大豆と麹でお味噌を作るのが毎年のルーティンになっている。
そんな繋がりから、彼女の娘。みきちゃんとの交流も始まったのだった。
昨日は、そのみきちゃんが山形に来て、我が家の茶の間で自家製お漬物を食べながらお茶をしたり、地元の友人のそば屋さんで一緒にランチをしたり、これまた地元の友人のイタリアンでディナーを楽しんだりしている景色を見て、とても不思議ではあるが、当たり前の日常にも感じ、心温まる、心満たされる素敵な気持ちでそれを見ていた。
その時、もう一つの彼女の持って生まれた、「カミに託された才能」に、改めて気が付いた。
それは、
「無上の喜び上手」
ということだ。
とにかく、なにをやっても、何を食べても、それが美味しいからとか美味しくないからという、自分の感情などは超越して、喜ぶ。
喜びを身体中・顔中から表に表す。
その仕草・その笑顔・その表情。
その全てが、見るもの全員を笑顔にし、幸せにし、そして慶びを与えるのだ。
そして、”もっと”この喜びを見たい!”もっと”喜んで欲しい!
と、我々の心の襞の隅々に訴えかけてくる。
だから、こっちも、そうしたくてしたくて、たまらない衝動に近い想いを抱く。
例えば、たくさん食べて、お腹が出る。
それをあえてもっと膨らませて、みんなに見せる。
たぬきの様にポッコリしたお腹。
普通なら、やめなさいよレディーが。となるところだが、ここで彼女はお腹をさすりながら、こう言って笑うのだ。
「これ、全部さいっこうのものばっかり入ってるわ」
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僕は、「ラブ&ピース」と言う言葉が大嫌いだ。
それを好きで使っている人間が、全くラブ&ピースじゃないことが多いから。
が!
みきちゃんがそこに居る。
その空間のヒト・モノ・コトの全てが、まさに「LOVE &PEACE」になっているのは、否めない事実。
かく言う僕も、昨日はその幸福感に包み込まれた。
きっと、「平和」とはこう言う在り方を言うのだろう。
みきちゃんが居る。それに触れたものは、みんなこう言う気持ちを自分の中に再発見し、再認識し、そのあと、それを大事に生きていくことができるのではないか。
と、強く想う。
だとすれば、やはりみきちゃんは世界へいくべきだろう。
世界へ。
宗教・民族・人種の壁も超越し、誰もが一瞬で掛け替えのない友人となり、掛け替えのない尊い心を自分の中に見出す。
そんな人が世界中にいたら、、、、
世界は、概念やイデオロギーや主義・主張ではなく、”平和を定義”できる。
その時、人間はきっと一段階上の次元に進むのだと僕は想う。
みきちゃんが世界へいく切符はもう持っている。
カミはやはり完璧だ。
みきちゃん。
さいっこうやで。
Ciao!
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