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愛着障害

月曜日。
今日も二度寝を満喫する。
もう寝れない。腰が痛い。
21時半から7時半まで10時間をベッドで過ごしてようやく起き上がる。

ずーっと脳内でこだましている声がよく聞こえる。
ずーっと深くまで根を生やしている思い込みが鮮明に浮かび上がる。
どこにいても、何をしてても
心は安心することなく常に警戒し、ドキドキしている。
遠くからBGMのように小さな音でリピートされている。
聞こえないときもあるけど、ふと一人になったり冷静になったり
時間を持て余すと、小さな音が良く聞こえる。

”お前はいない方がいい”

お前がいない方が皆幸せになれる。
お前がいると皆気を遣う。
お前がいなければ全てが丸く収まる。
お前と関わらない方が幸せだ。

そんな思い込みが聞こえる。

なるほど。これはきつい。
こんな考えを信じて行動すればそら楽しくないよね。
仕事も続けられないよね。
友達の集まりにも顔を出せないよね。
部屋に引きこもるのもできないよね。
そら、皆と距離を取りつつ、将来に悩んでいるふりをして
仕事をせずに、あるいは日雇いの仕事をして時間を稼ぐよね。
図書館やカフェをフラフラして時間を稼ぐよね。

そんなときに出会った言葉
”愛着障害”
引用してきて説明とかもよりも自分の解釈で伝えると
要は、幼い頃に愛が足りていなかったことによって人を信じられない状態のこと。
様々な生きづらさが症状となって現れる。
僕の場合は、小さな躁鬱、抑うつ、だと思う。

原因がはっきりした気がした。
甘え足りていないんだということが分かった。
すると、克服方法も見えてくる。
甘えたいんだ。誰かに。分かってほしいんだ。話したい。聞いてほしい。抱きしめてほしいんだ。

今日の朝、母に言ってみようかなと思った。
けど、言葉が出てこなかった。

母がものすごく心配するのを想像した。
僕の母は、心配性で過干渉な人だ。

僕は、そんな母を心配させまいと
自分のネガティブな感情にずっと蓋をしてきた。

今日は、カウンセリングがある。
ここで、何か聞いてもらえるかな。

いない方がいい。こんな悲しい思い込みには負けません。
子供の僕は、こんな悲しい言葉を思い込みながら生きていたのかと思うと、
悲しすぎる。いたたまれない。それでも、誰も傷つけないように生きてきたのか。
なんと健気で悲しいことか。それでも、今日まで命をつないできてくれてるんだもんね。
今日の僕を信じて。途中で終わらす勇気がなかっただけかもしれないけど、それでも今日まで繋がってきてる。

”誰かに聞いてほしい。分かってほしい。ずーっと聞いてほしい。”

ここまで、読んでくれてありがとうございます。
生きづらいですよね。
でも、一人じゃないです。前向きじゃなくてもいい。
生き延びましょう。一日でも。
僕の嘆きが誰かに勇気を与えられたら、これほど嬉しいことはありません。

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