#喜ばうんすVLOG 12【キバのことだま】ニューヨーク I セラピーで話したこと I 州立公園 I ビーチ I 自己肯定感 I 自尊心 I 欠落 I 詩の朗読 I 泣いた I 落ち込む【ココロ実況】
前回のカウンセリングの最後に『タブー』という次回のお題をセラピストからもらっていた。このキーワードは、私が自殺に対して否定的でないことを話したからだ。
局員時代に同じセラピストからカウンセリングを受けていた。その同時期、他の患者で、病んでいた母親が家庭内で暴れ「殺してくれ」と言われ、弟を守るためにタオルで首を絞めた長男のことと、セラピストの恩師が自死したことがあったことを、改めて教えてもらった。
当時、二種類の薬を飲みながら涙が出るほどイヤだった仕事を続けていた。週一でセラピーに通っていて、大半の記録はおぼろげだった。なので聞いていて、話の外輪だけが浮かんできた。
自死遺族である私は、父がぶら下がっているのを見て「悲しい」とは想わなかった。それまでの10年の父の支離滅裂な言動や行動があったからだ。子供ながらにどう反応していいのか分からなかった。でも母はその度に困っていた表情をしていた。
たまに親戚に家族全員で呼ばれ人前に出ると、父の突拍子ない発言を初めて聞く人たちを驚かせた。その話の内容には、日本の歴史に出てくる時代や武士の名前だったり、天皇陛下や日本の軍隊だったりもした。私自身にも身に覚えのある行動。でも父の場合は意識していなかったと思う。私もそうだ。とするとやはり脳の機能の仕方の問題になってくるのではない。
父の発する「話している会話の内容にマッチしないことば」を説明している最中、セラピストは私に、彼女の親殺しした患者のことを話してくれたのだった。そこで「やむを得ない」とは、果たしてこのシチュエーションに当てはまる言葉なのか。そこになんとなく共感できてしまうのは私の実体験からだ。
そんなタブーな話を次回も続けるはずが、全くしなかった。それは、木曜の夜にズームライブで行った詩の朗読中に感情の高まりで、また泣きそうになったから。この動画での内容も等しく、話がそれで持ちきりになってしまった。そして、次回は、その「涙のワケ」の続編を提案してもらった。
話ぞびれた『タブー』そして『涙のワケ』などなど。次々と出てくるお題に脳と記憶が追いついていけるかどうか。
コレ、新しいシリーズでポエムにした方がイイと、今、ふと気づいてしまった。
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