ゲームとゲーム外の世界
FF14の同時プレイ人数がこれだけ増えたなかで、勢力拡大を目的とした政治主張の流布や、宗教団体への加入勧誘を行う者が現れたらどうなるだろう。
・プレイ開始時に同意が求められている規約に違反した内容があれば、運営側からのペナルティ対象になり得る。
・主張や勧誘の回数が多く、他のプレイヤーの行動を妨げると運営側が判断したときには、そうした行為への介入があるのか。これは規約に載っていたかもしれない(よく読んでいない;)。
・聞きたくない主義主張等を語る者に対しては、ブラックリストに入れて聞かないという機能が用意されている。
・ある主張に対して不快だという印象を持つこともあるだろうが、快不快の水準に止まるのであれば、それが不快だという通報があったというだけでは、運営は注視はしても動きはしない。
これまでの経緯を見たところ、上のとおりゲーム空間の治安が保たれているとすれば、私はその方針を支持する。
‥‥「『政治活動/宗教活動/営利活動/宣伝活動』は、ファイナルファンタジーXIVとは関係のない、現実世界での政治/宗教/商売などの勧誘、布教、宣伝といった行為です。たとえ、チャリティーなどの活動に関する内容であったとしても、ゲームプレイとは無関係であるため、禁止されています。」© SQUARE ENIX
私が心配するまでもなく、運営サイドからの禁止事項だった。
ここで、「ゲーム外の世界がゲームを豊かにする、ゲームがゲーム外の世界を豊かにする。」という私の信条が問われることになる。
互いの世界を豊かにするのではなく、一方が他方を一色に塗りつぶしてしまうのが問題なのであって、双方が無関係であることが良いのだとは、私は思わない。
(2024.6.2/6.20)