見出し画像

読書感想文:ブルシット・ジョブの謎

昨年から気になってたけど分厚ぃ〜!と思って読んでなかったグレーバーのブルシットジョブの本、新書で訳者の酒井さんが解説してくれてました
「ブルシット・ジョブの謎」というやつです

すごい分かりやすいし、まさに本文にもある通り、日々のこのモヤモヤ、それそれ〜!!
って箇所がたくさんあって是非みんなに読んでほしいなあと思いました。

ふとした時にモヤっ

その中で映像の会社で務める方のインタビューが抜粋されていました。その方は
広告を制作する仕事は『人を欺き、その商品を欲していると錯覚させる』と感じていました。

私もデザインの仕事をしている(へっぽこだけどね)身として
・何かを綺麗にみせること ・何かを分かりやすく伝えること
これがデザインの役割だと思って日々働いています
だけど、これってエッセンシャルな要求じゃねえな〜必要ねえな〜って想いもずっとずっと捨てきれていないのです

私はデザインとかイラストとか好きだけど、誰のためになってんのかなあ、と。
人のためになるデザインやイラストの仕事をしたいもんです。
とは言えどんな仕事も誰かの要求のためにあると思うので、今の仕事とかいろんな世の仕事をブルシットだからって否定したいわけでは全然ないですし、
イラストやデザイン好きなことだから精進あるのみ!とも思っています。

でもこの本のような視点はずっと持っていたいし、意識しながら改善を目指しながら生きていきたいです。
いつか教育や福祉や医療の仕事ができたら最高なんですが。
がんばるぞ〜

いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集