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白い恋人ってこんなにおいしかった?

石屋製菓さんの白い恋人を久しぶりに食べて。
不意を突かれた。
え、こんな贅沢な感じだったっけ?って。

サンドに使われているのは、クッキーでもビスケットでもなく、ラングドシャ。そう、ラングドシャなんだよな。しかも、縁がこんがり焼けているタイプ。

間違いなく甘いんだけど、サクサクしていて口当たりは軽い。前日に降り積もった雪が少し溶けてシャーベットっぽくなったところを、朝になって歩いている感じ。体の重みだけで足が抜ける、あの爽快な軽さ。角丸なのも、かわいいよね。ラングドシャだけでクッキー缶に詰められていても、買っちゃう。

それが贅沢にも二枚重ねになっているわけだ。そのラングドシャに芸術点100点なほど、正方形に整えられたホワイトチョコレートが挟まっている。やっぱりチョコレートは、ホワイトだと思わせるおいしさ。

甘々なクッキー2枚とチョコレートと、盛りだくさんなのに、カロリーは57kcal。罪悪感を刺激しないやさしさも嬉しい。

白い恋人って知られすぎていて、逆に物産展でも試食はないし、お土産で選ぶ人も意外といない。でも、昔ながらの定番ほどおいしいお菓子はないよねって思う。

東京ばな奈、うなぎパイ、博多通りもんなんかもそうだよね。先日、うなぎパイを本当に久しぶりに食べて、その感動を買ってきてくれた人に伝えたら、そのまま飲みに行くことになった。友達が増えた。定番土産菓子の力、底知れない。

ちなみに、白い恋人のパッケージに描かれている山は、北海道の利尻島なんだとか。利尻山をきれいに眺められる「白い恋人の丘」でプロポーズをして写真を撮り、利尻富士町観光協会へ持っていくと「プロポーズ証明書」がもらえるんだって(なにそれ)。

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