吉野千明

福井出身・京都在住。底知れない食欲と闘いながら、日常のちょっとした気づきを書き残してい…

吉野千明

福井出身・京都在住。底知れない食欲と闘いながら、日常のちょっとした気づきを書き残しています。 人生哲学をつまみに、お酒やコーヒーを飲むのが好き。 誰かにプレゼントするような記事を毎日届けられたらいいな。2024年1月からnote毎日更新チャレンジ中。

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    食べものについてのエッセイを集めました。

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食べたいものがありすぎるんジャー

もし戦隊モノで、『食べたいものがありすぎるんジャー』 があったとしたら、私は赤レンジャーを張れると思う。 健康診断で、身長が0.5cm伸びていた。 「やったー、その分たくさん食べられるぞー」と歓喜する。 身長が高くなるということは、その分基礎代謝が上がるということ。基礎代謝が上がれば、消費カロリーが増える。つまり、それだけカロリーを摂取できるということだ。 だけど、1cm以内は身長の誤差範囲らしい。 なんだよー。 測定器具ごとの誤差もあるし、 1日の中で1cmも身長は

    • またおいしいドーナツに出会ってしまった

      作りたてのカスタードドーナツって意外と食べる機会がない。 京都・荒神橋の延長上にあるMARTIN(マーティン)さんでは、注文を受けてからドーナツを作ってくれる。 揚げたてなんだけど、冷たいクリームが入っているからほんのり温かい。その温度感は、私たちを歓迎してくれているよう。 カスタードドーナツってふわふわしているイメージが強い。だけど、MARTINさんのカスタードドーナツは、表層の薄皮だけザクッとしている。こんな薄い部分だけザクッとさせられるのか!と新たな食の発見に歓喜

      • 好きな居酒屋メニューの1つに『小芋のから揚げ』があるんだけど、友達がドーナツみたいと言っていて、たしかにそうだなと思った。

        • 白い恋人ってこんなにおいしかった?

          石屋製菓さんの白い恋人を久しぶりに食べて。 不意を突かれた。 え、こんな贅沢な感じだったっけ?って。 サンドに使われているのは、クッキーでもビスケットでもなく、ラングドシャ。そう、ラングドシャなんだよな。しかも、縁がこんがり焼けているタイプ。 間違いなく甘いんだけど、サクサクしていて口当たりは軽い。前日に降り積もった雪が少し溶けてシャーベットっぽくなったところを、朝になって歩いている感じ。体の重みだけで足が抜ける、あの爽快な軽さ。角丸なのも、かわいいよね。ラングドシャだけ

        食べたいものがありすぎるんジャー

        • またおいしいドーナツに出会ってしまった

        • 好きな居酒屋メニューの1つに『小芋のから揚げ』があるんだけど、友達がドーナツみたいと言っていて、たしかにそうだなと思った。

        • 白い恋人ってこんなにおいしかった?

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        記事

          天ぷらうどんの可能性

          久しぶりに、外食でうどんを食べた。 天ぷらうどん。 ころもにおいしい出汁をひたひたに吸わせて、やわらかい状態で天ぷらを食べるのが私のスタンダード。 だけど、試しに出汁から顔を出している部分をかじってみた。パリッとしていてこれはこれでおいしい。というか、こっちのほうがおいしいかも。 そういえば、かけ以外にぶっかけも選べたな。揚げたての食感を楽しむなら、ぶっかけのほうがいいのかもしれない。 ずっと私の中で、かけうどんがナンバーワンの座を揺るがさなかった。今後は変化があるか

          天ぷらうどんの可能性

          おいしいを言葉にしたくて

          「よくわかんないけど、なんかおいしい」をなくしたい。 * 6年ほど前、誕生日プレゼントでもらった『世界のかわいいお菓子』という本を、今になって熱心に眺めている。 「お菓子って見た目がかわいいし、写真を眺めているだけでも楽しいよね」 プレゼントをもらっている手前、もちろん賛同の言葉を返した。だけど私の心は、まったくうなずいてなんていなくて。 賛同したのは、相手が上司だったのもあるけれど、菓子メーカーの開発部にいるのに、お菓子に興味がない事実を知られたくなかったのもある。

          おいしいを言葉にしたくて

          食べるスピードを相手に合わせるよりも

          人との食事で迷うことがある。 相手が気を遣わないように、食事のペースを相手に合わせるか、 食べものが一番おいしい状態で食べきってしまうか。 前までは、前者を選んでいたのだけど、 最近は、料理が冷めないうちに食べたい気持ちが勝ってしまう。 早く食べ終わってしまった分、飲み物を追加注文して帳尻を合わせればいいか、とも思う。けれど、相手も一緒に追加注文することになって、帳尻は結局合わない、みたいなこともある。 難しい。 冷めてもおいしい食事だったら、相手に合わせられるんだ

          食べるスピードを相手に合わせるよりも

          大人になってから祭りの楽しさが倍増した

          小さい頃から人混みは苦手だったけど、屋台を楽しむのは大好き。 同じメニューでも、お店によって味は全然違う。何をどこで食べようか考えるのが楽しい。 屋台を出す人たちは、1つの祭りだけではなく、他の祭りでも同じ屋台を出している。私くらいの屋台ハンターにもなれば、「あのお祭りでもたこ焼きを売っていた人だ」とすぐにわかる。1年の間にお祭りをいくつか周っていれば、どの店がどの味なのかだいたいわかってきて、その中から好みのものを選んだりする。 一緒に行く友達は、だいたい違った感性を

          大人になってから祭りの楽しさが倍増した

          私が好きな町

          何だろうな。この、すーっと心洗われる感じ。 私はやっぱり、この町が大好き。

          私が好きな町

          人に恵まれていると思うようになったのは

          私は、人に恵まれているなぁと思う。 今も、過去を振り返ってみても。 だけど、昔からその感覚だったわけではなくて、 自分はなんて人に恵まれないんだ、とすら思っていた時期もある。 自分に「ない」ものばかり目が向いてしまって、 「ある」ものには気づけない。 自分にだって、大切に思ってくれる人、協力してくれる人はいたはず。それも何となくわかってはいたのだけど、「人に恵まれている」とまでは言えなくて、そういう感覚でいる自分の性格のねじれにも辟易していた。 今、「人に恵まれてい

          人に恵まれていると思うようになったのは

          チョコレート菓子のおいしさがわからなかったのだけど

          チョコレートが入ったお菓子の良さがよくわからずにいた。 お菓子は、プレーンがおいしい。そのお店の味が一番濃く出るのがプレーンだから。プレーンからは、お店の想いとこだわりが見える。 チョコレートが入ると、バターや卵の香りが薄れてしまって、想像できる味になる。特徴がなくなるというか。おいしいとは思うのだけど、どうしてもチョコレートだけを分解して食べたくなるし、だいたい一口で満足してしまって食べきれない。 チョコレートは、クッキーとかドーナツとか、フィナンシェとか、アイスには

          チョコレート菓子のおいしさがわからなかったのだけど

          疲れたときのホームが必要

          「疲れてる」「ストレスが溜まってる」 そんなとき、食に癒しを求めがち。 前は、大好きなオムライス屋さんに駆け込んで、癒してもらっていた。大ぶりでジューシーなベーコンを味わいながら、ふわっふわの卵に包み込まれるあの瞬間は、至福。 そういえば、今のところに引っ越してきてから、自分を癒してくれるお店に出会えていないかもしれない。 気になるお店がありすぎて、開拓はしているのだけど、ホームを作れていない。 ホーム、必要だよね。 開拓すればするほど、不安定になっている気がする

          疲れたときのホームが必要

          自分で作らないと見えない世界がある

          料理を作るのが苦手。 自分が台所で手を動かすことで、 「料理は女性が作るもの」のイメージが強くなってしまう気がするから というのが一番の理由だと思う。 ほんの0.1mm程度の微々たる影響だとしても、そう思う人が身近で発生するのが嫌なのだ。 だから、料理をする選択を極力してこなかった。 だけど、それがもったいないことだと最近気がつく。自分で料理を作らないと、おいしいものに気づけない。 食材や調味料の味を知らないと、目の前を味が素通りしていく。口に入れ、その場でおいしい

          自分で作らないと見えない世界がある

          おいしく食べたくて、何でもあたためがち

          久しぶりにクロワッサンを買った。 少し前の話。パンにハマりすぎて、財布のひもをきつくするために、ついにパートナーからパン禁止令が発令されてしまう。 だけど、この日は許された。 以前から気になっていたクロワッサンのお店が近くのスーパーに期間限定で出店していたからだ。いわゆるポップアップというやつ。 定番は、3つの味。プレーンとラズベリーとショコラのクロワッサン。やっぱり定番がおいしいかなと心が揺れたけれど、「ここは好きな味にしよう」とラズベリーと宇治抹茶を選んだ。キャラ

          おいしく食べたくて、何でもあたためがち

          HUBのラム肉最強説

          今、ラム肉が熱い。 おいしいラム肉を探し求め、日々旅をしている。 主にGoogleマップ上で。 ラム肉は、後から口の中で広がる風味がたまらない。 噛めば噛むほど、脂身の部分がジュワっと口内に染み渡り、味わい深い。 私の中では、一口大のサイコロ状にカットされ、少し焦げがつくくらいに焼かれたラム肉がお気に入り。というか、これ以外は、ラム肉と認めない。 ラム肉の焼肉食べ放題を教えてもらった。食べ放題とはいえ、上質な素材を取り扱っていることはわかったのだけど、何かが物足りない

          HUBのラム肉最強説

          ロックな心がなければ文章は書けない

          ずっと文章を書くことに憧れていた。 文章で自分を表現することに。 だけど、なかなか飛び込めなかった。 文章を形にすると、どうしても自分の至らない部分が出てしまう。 それを見られて、嘲笑われるのが怖い。 文章を書くために、必要なことがある。 笑われてもいい。馬鹿にされてもいい。 自分のダメな部分を認めて、今の自分を丸ごと受け入れる。 まずそれができなければ、文章を世に送り出すことはできない。 意外と知られていないけど、文章を送り出している人たちは、みんな知って

          ロックな心がなければ文章は書けない