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なぜnoteを毎日更新するのか

2025年に入り、noteの毎日更新1年を達成した。

〝 達成した〟というものの、当初は毎日更新を目標にはしていなかった。

1週間のうち数日くらい抜け落ちてもいい。ゆるく、「だいたい毎日」更新くらいで継続できたらいいなぁくらいの気持ちで始めている。

本当の目標は、1年で100記事投稿。だけれども、1年で365記事以上の投稿ができてしまった。

そもそものきっかけは、伝えたいことをストーリーに乗せてみたいなぁと思ったこと。さまざまなプラットフォームを使ってみて、noteが最適だと感じた。

とはいえ、4年前に数記事だけ載せて、更新が止まる。たまに投稿しようと書き進めてみるものも、納得できる文章に仕上がらなくて、下書きだけが溜まっていく状況だった。

日ばかりが経ち、記事数が増えないことに焦る。記事のストックがそれなりにないと、アカウントとしては面白くはない。noteを開くたび、自分への失望感が大きくなる。そんな気持ちになるのが嫌で、今年こそは!と毎日投稿をできるところまでやってみようと思い至った。

毎日投稿するのは、noteを書くことが習慣になるまででいい。後はゆっくり週に2、3記事投稿できれば充分だとも思った。けれど、日が空いてしまうと逆に継続できないだろうという予感もする。毎日期限があるからこそ、納得いかない内容でも公開ボタンを押せた。日が空いてしまうほど自分の中でハードルが上がり、妥協できなくなっていく。

それに、1日経過すると、感覚はまるで別人になる。これについて書きたい!と思って書き出しても、時間が空くとなぜ書きたいと思ったのかわからなくなる。そして、わざわざ投稿する内容でもないかと公開できなくなる。継続には、これでいいかと思える環境を作らなければいけない。その感覚で投稿するには、やはり毎日の期限を設けるのがいい。

noteで毎日更新してみて気づいたのは、公開ボタンを押すたびに「◯日連続投稿!」と表示される。数字が大きくなるにつれ、数字をゼロに戻したくない気持ちが働く。記事作成画面には「今日投稿すれば○日連続!」とも表示され、何とか仕上げてしまうか、という気持ちにもなる。おそらく、この仕様がなければ、毎日投稿はここまで続いていなかったと思う。

毎日投稿を推奨するnoteで書いているから、同じように毎日更新している人は多い。毎日更新を公言している人を何度も見かけると、更新すれば何か見える世界があるのかも、とチャレンジする人も出てくるだろう。そうやって、noteの毎日投稿をしている人がどんどん増えていっているのだろうな、と思う。


言ってしまえば、毎日更新するちゃんとした理由はない。ただ私の場合、忙しいことを言い訳に、書かない選択をしてしまいがちだ。書くことをやめないために、私には毎日更新する必要があった。きっとこれからも。

ぜったい毎日更新しないといけない、とは思っていないけれど、これからも無理のない範囲で続けていけたらな、と考えている。

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吉野千明
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