マグロメートル
おはようが眠たそう。そんな天気。
私は、児童ホームで働いているキタバと言います。
児童ホームって、一見、学校から帰ってきた子どもと鬼ごっこをする仕事のように見えますが、私は「つながり」を繋げ直す仕事をしていると僕は思っています。
ここにサンドイッチマンがいたら「ちょっと何言っているか分からない」と言われそうなので、説明すると…
今、私たちの生活って、ショートカットキーをたくさん連打できる、そんな時代のように感じています。野菜が欲しけりゃマルハチへ、服が欲しけりゃユニクロへ、あそこへ行きたきゃガッツレンタカーへ、とっても便利な時代です。
しかし、そこの「間」にあるものを私たちは、どこか忘れてしまったような、当たり前になったような気がしているわけです。
その「間」には、たくさんの想いが詰まっている。そんな間を認識したり、想像したり、楽しめる人と一緒に生きれたら私は幸せだなぁと。だから、「あの間」と繋がるために、私は生きてたりするのだと思うわけです。
まぁ、そんなに言語化もできていないので、4コマを書きながら、磨いていこうと思います。
.
.
.
今日は、「マグロメートル」
新年度はバタバタでした。新鮮なお魚さんくらいバタバタでした。それが一旦落ち着いた5月。
児童ホームの部屋の中で、「なんでも屋さん」というお店を見つけました。売っているものが、1000円のマグロ、1兆円のわさび、キュキュットという、本当に「なんでも屋さん」にふさわしいお店でした。
私は、店主さんから、折り紙風味のお金が支給され、「ほら、買って!!」と強めに言われました。そこで「おすすめの商品は?」と言うと、段ボール色のマグロを紹介してくれました。
マグロにしては、小さい。この世に、スモールライトができたのかと、疑ってしまう程でした。
ということで、私の師匠であるGoogle先生にマグロの実際の大きさを尋ねます。へいSiriと。
すると、2m〜3mあるそうです。
児童ホームの床には、1m間隔でシールを貼っているので、みんなで大きさを測ります。。。すると、子どももびっくりです「で、でかい」。私も唸りました「速水もこみちより大きいのか」と。
すると、次の問いが…
「え、マグロって、一匹1000円なの?」
た、確かに、Google先生ぇ〜ヘルプ。
そんな1日だったわけです。
.
.
.
私はオランダでイエナプランを学びに留学した時があります。そのときにオランダの先生から言われた言葉があります。
「学ばないことは、できない」
そう、子どももわたしも、常に学び続けている。
そして、学びは、常に紙の上で起こっているわけではない。
「学びは、紙の上で起きてるんじゃない、現場で起きてるんだ!」
と、踊る大捜査線風にいうと、こうなります。
だから、常に子どもを見る。子どもの目に「興味津々」って書いてないか観察する。見つけ次第、面白がる、刺激する。
そんな毎日を送っているなぁ〜と思います。
イエナプランでは、ホンモノ性を大事にしています。もし、本物のマグロを持ってきてくださる方いたら、お待ちしています。(笑)
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?