【気づき】教え上手な先生を目指すと目指すほど、子どもは分からなくなる。

教え上手な先生を目指すと目指すほど、子どもは分からなくなる。

なぜなら、分からない子どもの気持ちが分らなくなるから

説明したい。

まず、前提を二つ

前提①
「教え上手」とは、話の内容を、わかりやすいように順序立てて説明することが上手なこと

前提②
子どもが理解する段階を、大きく分けると2つに分けることが出来る。
①知識は持っているけど、頭の中でごちゃごちゃしている子(以下①)
②知識の量が、かなり抜け落ちている子(以下②)

では、教え上手な先生は、
どの子を救うことが出来るのか?


→先生の説明で、①は、理解する可能性があるけど、②は理解することが難しい。

①は、わかりやすく順序立てて説明されるので、頭の中が整理され、理解できる可能性がある。しかし、②は、まず先生の話している言葉も理解できないので、授業がチンプンカンプンになる。

教え方の上手な先生の授業で、②はどのように聞こえているのか?

②は授業で、どのように聞こえているのか?
例えるとこのようになる。
「今日は、〇〇について勉強するぞ。〇〇は〇〇だから〇〇なんだぞ!みんなわかったか?ちなみにね、〇〇は〇〇になっているから、〇〇なんだぞ!面白いだろう!」
のように聞こえる。

例え、わかりやすいように順序立てて説明されても、言葉の意味を理解出来ていないから、理解することは難しい。

最悪の悪循環

そして、教え上手な先生になるために、先生は授業研究をする。授業研究をするとするほど、分かりやすく順序立てて説明できるようになる。しかし、②の成績が伸びない。だから、さらに授業研究する。でも、②の成績が伸びない→さらに授業研究する…

最悪の悪循環になるかもしれません。。。

なぜ分からないのか、分からなくなる。

先生は、だんだんイライラします。
「なぜ、こんなに私は努力して授業研究しているのに、②は分からないんだ!!」そんな思いになると思います。

どうしたらいいの?

自分は、西川純先生が提唱している『学び合い』という考え方が、②を救うことが出来るのではないか?
と、こっそり思っています。

しかし、まだいろんな方法があると思います。
「こんな方法があるよ!!」って意見がある方は教えてください!!

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