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ブロックアワーについて

ブロックアワー
▼何をしているか一言で
自立学習とインストラクションの時間。

▼キタバが思う、ブロックアワーの良さ
一人ひとりが自分たちで「ふさわしいと思う方法」「ふさわしいと思う場所」で「ふさわしいと思う学び」を選択しながら、振り返りしながら、進めていける。それによって、自分たちで学ぶことを学ぶから。
※「ふさわしい」というより「最も学びやすい方法、場所」がより詳しい説明かも。(追伸2021/04/26)

▼自立学習の具体的実践一例
・頻度は、大体、日に2回、1時間から1時間半の長さ
・週の初めに、グループリーダーが示した1週間の課題を、毎日あるブロックアワーの時間に、自分のふさわしい時間帯を選んで計画し、計画表に書く。
・金曜日に、子どもたちは自分自身で、計画に対してのふり返りをし、先生がそれに対していフィードバックをする。
・グループリーダーは、それぞれの子どもの「出来ること」「できないこと」などを記録し、発達段階やその子のその時の興味関心に沿って、最低限到達しなければならない目標を念頭に置きながら、課題を出す
・日によって、その子が学びたい場所は変化します。そのため、学ぶ場所をできる限り選択できます。例えば、もう少し静かに学びたければ、廊下で勉強したり。
・日によって、その子が学ぶ方法は変化します。そのため、学ぶ方法はできる限り選択できます。例えば、なかなか座学では理解できないとき、ゲーム教材などを使って学ぶことができます。
・ブロックアワー内では、学び合い助け合います。ですが、静かな声で話すように徹底します。教えることで、学びが深まったり、思考が整理したり、貢献感を学んだりします。それは、もちろん先生も相談することができます。
・自分から「助けて」と言えることも学びます。
・オランダの教科書は、子どもたちが自分で読んでも理解しやすいように作られています。
・2019年11月現在では、タブレットを使っている学校も多く、子ども一人に一台持っているのも珍しくありません。コンピューター上で、「理解しているところ」「理解していないところ」が記録され、子ども、先生、保護者が、すぐに分かるようになっています。

●教室内のレイアウトはこのような感じです↓

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真ん中でインストラクションすることが多いです。

●先生に質問に行くまでの4つの指↓

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▼インストラクションの具体的実践一例
・インストラクションとは、少人数で一斉教授をすることです。
・先生はブロックアワー中に、インストラクションをします。
・インストラクションの内容は、子どもたちの実態に合わせながら、学習指導要領を基に組み立てられます。
・インストラクションの予定は、週の初めに予告しています
・子どもたちは、参加しなくてもいいです。あくまでも、自分が「必要」だと思う人が参加します。
・インストラクション時は、全体に声がかかり、参加を希望する人だけが参加します。
・分かった人から、自分の場所に戻ります。
・分からない人は、とどまり2度目のインストラクションを聞きます。
・インストラクションは、1年生、2年生、3年生と分けてインストラクションをすることもあります。
・週末の振り返り時に、自分自身がインストラクションを受けたほうがいいのか子どもと先生で考えます。
・インストラクションは子どもたちがすることもあります。

参考
今こそ日本の学校に! イエナプラン実践ガイドブック
リヒテルズ直子 (著)

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