寄稿/白神ももこ 《きたまりについて》
きたまりとは不思議ととても仲が良い……と思っている。私が勝手に思い込んでいるだけかもしれないが。
しっかりコンテンポラリーダンス界の王道を歩き、自分の「ダンス」というものに向き合いつづけて一本筋が通っている(いや、執拗までに通りまくっている)きたさんと、ダンスからこぼれ落ちて良くわからない脇道を無策に辿って来た私とはそもそも全く違うので、仲良くなることが不思議だったが、こうやってお互い何かの大事な節目に思い出す。多分、年をとっても遠くにいても変わらぬ付き合いがありそうな予感の