見出し画像

読書:「残業ゼロ」の仕事力ー日本は間接業務多すぎない?!

車通勤50分。帰りは毎回Audibleで聴き読。
3時間30分のこの本はサクッと聴き読できました。

目次は以下。

  • 第1章 御社の残業がなくならない理由

  • 第2章 問題はとにかく「分けて」考える

  • 第3章 次に「会議」を変えていこう

  • 第4章 「残業ゼロ」の達成まで

  • 第5章 「速くて強い」チームの作り方

  • 第6章 「仕事の常識」はこれだけ変わった

  • 第7章 本当のワークライフバランス

エッセンスとしては、以下。

①残業ゼロと決めたら、定着するまでゼロで通す。

ワンマンが強引にそこは決める。抵抗勢力があろうと。
週1から始めて5年くらいですべて残業ゼロ達成。
でも売り上げは5倍以上達成。
集中すればできる。いかに効率よくするかを考える。ITの活用など。
この執筆は2007年だが、当時から女性活用するには、残業ありきではダメだ、と声高に叫び、IT活用していこう、と促す。

著者の妻がフランス人で先鋭的だったのか、日本の会社でもずっと15年間同じ言葉を叫んでいて、この現状なのか、、、、、、15年前。どうだったかな。女性活用の言葉は少なくともなかったように思う。

2歳児を育てながらの勤務。残業は頑張っても1時間。
やりたい、やらねばではなく、物理的時間的に「やれない」環境になった今思う。
そこまでしてやる「残業」って価値あるの?
残業ありきの業務って、そもそもおかしくない?

②会議での意思決定は2分で決める。


2分で意思決定できるだけの資料。ダメ資料ならそれはそれで2分で判断できる。
やり直しの期限は明日まで。
朝会議の活用。

③日本人は生産効率が悪い

ジョブディスクリプションがしっかりしていない。仕事に集中していない。
環境が悪い=デスクが密集していて、電話の応対やらで集中できない。個人ブースの必要性。
義理人情、仁義が色濃く残る。

これはちょうど昨日、上司の上司が『昔は、紙一枚では絶対仕事はしない、面と出して依頼してこい、って言われてたけど、仁義は今も必要だよねー』
と言われ、
心の中で『必要なわけあるか!』と突っ込みいれたところです。

『人情』は大事。思いやりは大事。
でも、形式ばった、『義理』、『仁義』の礼儀は必要最低限でいい。
世界で通用しない「礼儀」などに時間を割きすぎるから効率が悪くなるのだ。
そして世界で通用する『人情』はその裏に隠れてないがしろにしがち。

余談だが

外資から日本の大手企業に転職して思う。
『間接業務多すぎやろー------!!!!!!!』
今の会社は50%は間接業務だと思う。

職場力を良くするために話し合いましょう
皆で生産効率を上げる為に週1で打ち合わせをしましょう
全員参加でこの課題に取り組んでいきましょう。
アンケート、全員答えてください(週1以上のペース)

私の仕事は職場力を良くする仕事ではない。
生産効率は各々があげて、必要に応じて関係者を巻き込むものだ。
課題は課題と感じる人同士が話し合えばいい。
課題はひとそれぞれ。

日本は、とかく集団主義なので「全員参加」「皆で」が大好き。
それゆえ、無駄な間接工数が雪だるま式に積みあがっていくように思う。
そして、通常勤務の8時間を間接業務で潰し、残業時間に本業を充てる。

WHY?ジャパニーズピーポー、ですよ。本当。

と余談になってしまいましたが。
「残業ゼロ」少しでも実現すべく、チームマネジメントを実施していこう。
と固く誓いました。


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?