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悩んだときに読書するとスッキリする理由

こんにちは。
久しぶりにガッツリ運動して全身筋肉痛の、ひすとりです。

今日は、読書が悩みに効く理由を考えます。

この記事を書いている人:
元中学校・高校の教師。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職→転勤→退職(イマココ)。教育について経験や考え、働き方や生き方に関する情報を発信しています。

悩みの正体

そもそも「悩み」ってなんでしょうか。
複数の本を読み自分の経験から、以下の状態のことだと考えました。

  • もっとこうしたいという願望がはっきりとわからない状態

  • 願望に近づく行動がはっきりとわからない状態

なんかわからないけど、モヤモヤする〜!
モヤモヤしている内容はわかるんだけど、それをどうしたら良いのか分からない〜!

という時は「悩む」状態といえるのではないでしょうか。


モヤモヤを「言語化」できないと「悩み」のままになる

つまり自分の「今のままじゃやだ!」「こうなりたいのに」という願望を、明確に「言葉」にできなければ自分の悩みの正体を認識できないわけです。

この状態を解決する方法として「メモ書き」を推奨している書籍がこちら。

A4の白紙に、今思いついたことをとにかくメモしていくことで、
考えていることが見える化する。
結果的に何回も同じことに悩んでしまったり、結論が出たはずの悩みに戻ったりすることがなくなる。

アウトプットの重要性を再認識させられる良著でした。


自分の言葉で書いてもしっくりこないモヤモヤは?

さてここまでの内容だと、読書しなくたってメモ書きしていればスッキリするという話になってしまいます。

ここで「読書」が悩みにどう効果があるのかを考えてみます。

結論から言うと、

自分の言葉ではしっくりこなかった「悩み」でも、
他人の表現を見ることで自分の悩みの状態がしっくりくることがある

という効果なのです。

例えばHSPの人が持つ悩み。

HSPという概念や表現を知らないまま、問題がなく集団生活を送っている人と比較して「なんか生きづらい」という悩みを抱えていたとします。

そこで『「繊細さん」の本』を読み、自分の状態を詳細に知ることで、
今の自分の悩みの正体に気が付くのですね。

自分自身との距離をはかる→今の自分を知る

ただ自分のモヤモヤを「メモ書き」でアウトプットしても何か消化不良。

そんな時は読書することによって、プロの視点でしっくりする表現に出会えることがあります。

たとえしっくりこない表現だとしても、
その本文に書かれた内容と自分との「違い」に気づくこと
相対的に自分の悩みやモヤモヤに気づけることがあるのですね。


この効果って、言ってみればカウンセリングみたいなものかもしれません。
読書しながら著者と対話をすることで、自分のモヤモヤの言語化をはかる。

最近は、そんな読書をしている毎日です。

みなさんは、どんな読書をしていますか?
ぜひコメントで教えてください。


ここまで記事を読んでくださった方、ありがとうございました😊
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