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子どもの「見た目」の責任を取るのは誰なのか。

子どもが髪の毛を切りたがらないこと、ついつい声を荒げる。

子供は所有物ではなくて、「みっともないから切りなさい」のみっともないと思っているのは誰なのか、っていう話。

この記事を書いている人:
現職教員としてはたらく20代。教育改革や職場改革に奔走するも、心身不調により休職経験あり。教育についての自分の経験や科学的情報、心身安定に関する情報を発信しています。


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視力が落ちる、アレルギーが悪化するなど、健康面でのことであれば、親が優先的にさせるということが必要だと思う。身体、命に関わることについては、大人の判断がないと子供が知らず知らずに身体を害するかもしれない。

だけど。

そういう視点を除いて、「みっともないから短くしなさい」「女の子らしく伸ばしなさい」「男の子らしく坊主にしちゃえ」というのは、どうなんだろうと思う。

特に、自分の意思がはっきりしてきて、自分の気持ちを表現できる年齢の子供が「切りたくない、自分がカッコ悪いと感じるから」という言葉に、どうして上から「みっともないから切りなさい」と言えるのだろうか。

もし自分が、自分の親に「その髪型みっともないから切りなさい」と言われた時、気分を害さないのだろうか。

私は、強く拒否感を覚えるだろう。

きっと、子どもだって同じなのだろうと思うのだ。


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連休中に、近くで見ていて密やかに心が傷ついた出来事でした。
とはいえ、子どもの方はすぐにケロッとしているもので、本当の気持ちなんて誰にもわかりません。

考えるだけ自分が苦しいだけなのかもしれないですし。
まして、子育てしていたら感じ方は変わるかもしれませんしね。

🖋あとがき

ここまで記事を読んでくださった方、ありがとうございました😊
よかったら、ほかのエッセイや読書ノートも目を通してもらえたら嬉しいです!


< 自己紹介 「7つの習慣と教師とわたし」>




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